北海道大学


2.出身地比・現浪比・男女比から見る合格者の多様性

図表② 合格者に占める道内出身者の割合
合格者に占める道内出身者の割合 [クリックして拡大]
 北海道大学を受験する生徒の出自は様々ですが、その中で最も近年変化を見せているのは、合格者の出身地に関するデータです。
 地元北海道出身の合格者割合は近年減少し続け、2017年度入試の前期日程では39.9%まで下がり、記録の残る1990年度以降で最も低い値となりました(図表②)。また、後期日程は昨年よりやや持ち直し、2017年度は前年度より3ポイント程度高い22.4%となりました。北海道出身の受験生が特に後期日程で苦戦するのは、前期日程よりも倍率・難易度ともに高くなることも原因の一つですが、それ以上に近年の全国的な後期日程廃止・縮小の動きが影響しています。2016年度は東京大学が推薦入試を、2017年度は大阪大学が世界適塾入試を導入し、後期日程が廃止されました。この2大学を含む難関大学の前期受験者が後期日程に流入しています。北海道は大学受験においてもともと地元志向が強い傾向にありますが、北海道大学の後期日程は年々北海道外の学力の高い受験生の受け皿となってきています。
 学部一般入試合格者に占める現役生の比率はほぼ横ばいの状況で、2017年度前期日程は2016年度の61.4%から0.2%減で61.2%となりました。全国の受験生全体に占める浪人生の割合が減っていることもあり、今後現在の6割前後の比率から極端に下がることは考えにくいでしょう。後期日程の合格者に占める現役生の割合は61.6%でこちらも近年の傾向に沿った結果となりました。
 合格者の男女比では、2017年度合格者全体に占める女子の比率は前期30.1%、後期21.7%で、後期に限るとここ10年で最も低い値となります。前期で最も女子比率が高いのは例年と同じく医学部保健学科看護学専攻でした。最も低いのは医学部保健学科放射線技術科学専攻で17.2%、入試方式も含めると総合入試理系の物理重点選抜群で9.2%となり、各学部、入試方式ごとの男女比にも特段大きな変化はみられませんでした。
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