北海道大学


2.出身地比・現浪比・男女比から見る合格者

【図表③】合格者に占める道内出身者割合の推移
合格者に占める道内出身者の割合 [クリックして拡大]
【図表④】合格者に占める現役生割合の推移
合格者に占める現役生の割合 [クリックして拡大]
【図表⑤】合格者に占める女子割合の推移
合格者に占める女子の割合 [クリックして拡大]
   一般選抜合格者に占める北海道出身者の割合は、前期日程では2008年度以降減少傾向にあり、2017年度以降は40%を下回る状況が続いており、この4年間は35%程度で推移しています。また後期日程も減少傾向にあり、2016年度は19.3%と20%を下回りました。2017年度は22.4%に増加したものの、2018年度以降は再び20%を下回る状況が続いており、この7年間は20%を一度も上回らない状況が続いています。このように、後期日程で道内出身者の合格者の割合が低いのは、前期よりも倍率・難易度が高いことが原因と考えられます。この10年間を見ると北海道大学の後期日程における志願倍率は7.1倍~10.1倍であり、高倍率で推移しています(国公立大学全体では9.7倍~10.0倍で推移)。受験機会を増やすために全国から学力上位層の受験生が集まってくるために、道内受験生にとっては今後も厳しい戦いになることが予測されます。【図表】参照
   一般選抜合格者に占める現役生の割合は、2020年度までは前期・後期ともに55%~65%程度でしたが、2021年度以降は増加傾向にあり、2022年度は前期・後期ともに70%を上回りました。その後、前期日程については2023年度、2024年度とも70%を上回っている状況が続いています。一方、後期日程では2年連続で70%を下回ったものの、全国の受験生全体に占める浪人生の割合が減っていることもあり、今後も現役生の割合がこの水準から極端に下がることは考えにくいでしょう。【図表】参照
   一般選抜合格者に占める女子の割合は、2024年度の前期日程で30.8%、後期日程で21.5%となり、後期日程はここ10年で最低の割合となりました。ただし、直近10年間の推移を見てみると、前期日程は30%程度、後期日程は20%~25%程度で安定しており大きな変動はありません。【図表】参照

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