北海道大学 - 合格者の成績


2.合格者の成績

【図表⑤】文系学部の共通テスト合格者
平均得点率の推移(前期)

文系学部の共通テスト合格者平均得点率の推移(前期) [クリックして拡大]
【図表⑥】文系学部の総合点最低得点率の推移
(前期)

文系学部の総合点最低得点率の推移(前期) [クリックして拡大]
【図表⑦】理系学部の共通テスト合格者
平均得点率の推移(前期)

理系学部の共通テスト合格者平均得点率の推移(前期) [クリックして拡大]
【図表⑧】総合入試理系の共通テスト合格者
平均得点率の推移

総合入試理系の共通テスト合格者平均得点率の推移 [クリックして拡大]
【図表⑨】医・保健の共通テスト合格者
平均得点率の推移(前期)

医・保健の共通テスト合格者平均得点率の推移(前期) [クリックして拡大]
   2026年度前期日程における合格者成績を文理別に見ていきます。なお、北海道大では2026年度より共通テストの情報が点数化され、総合点の満点が変わりました。具体的には情報の15点分が加わり、医学部医学科と歯学部では825点から840点に、またその他の学部では750点から765点となっています。
   まず、文系学部では共通テストが難化した影響で、共通テスト合格者平均点がすべての学部で2025年度から下降し、最も得点率が高かったのは文学部で79.1%(-2.0ポイント)、最も低かったのは法学部で77.7%(-2.3ポイント)となりました。このように文系学部は学部間の共通テストの合格者平均の差が小さく、15点(2%)前後であることが特徴です。なお、文学部は例年得点率が高く、2016年度から11年連続で文系トップを維持しています。【図表】参照
   一方で文系学部の総合点最低点の得点率に注目すると、2026年度は2次試験の文系数学や国語が易化した影響で、すべての学部で上昇し、7割を超えています。最も得点率が高かったのは経済学部で75.3%(+6.5ポイント)、最も低かったのは総合入試文系で72.8%(+4.9ポイント)となりました。特に数学が必須科目である経済学部(+6.5ポイント)と法学部(+5.8ポイント)で合格者最低点の得点率が大きく上昇しています。このことから、共通テストの難化より2次試験で課される文系数学の易化の影響のほうが大きかったことが考えられます。【図表】参照
   次に、理系学部の共通テスト合格者平均得点率を見ていきます。医学部医学科では86.3%、獣医学部では87.3%と高い水準にあり、他学部に大きく差をつけています。次いで得点率が高いのは総合入試理系の各方式です。総合入試理系内で比較すると、最も高かったのは総合科学選抜群の79.1%で、11年連続となりました。総合科学選抜群では2次試験で理科2科目が均等に配点されており、各教科で十分に得点するための幅広い学力が求められるため、共通テストでの得点率が高くなると考えられます。 一方、総合入試理系で最も共通テスト合格者平均得点率が低かったのは75.0%の数学重点選抜群で、こちらも11年連続となっています。数学重点選抜群では2次試験での数学の配点が高く、総合点のうち25%程度を占めています。そのため、共通テストでの得点が伸びなかった場合でも、2次試験での逆転を狙って強気に出願する生徒が多いのではないかと考えられます。医学部保健学科では、2026年度の共通テスト合格者平均得点率が最も高いのは放射線技術科学専攻の72.8%で、最も低かったのは作業療法学専攻の66.4%でした。なお、医学部保健学科内では、2022年度以降5年連続で放射線技術科学専攻が最も高く、2025年度を除き作業療法学専攻が最も低い状況が続いています。また、歯学部では72.9%、水産学部では74.1%となり、総合入試理系より共通テスト合格者平均得点率がやや低い状況が続いています。歯学部は2010年代後半~2020年度まで水産学部を5%程上回る状況が続いていましたが、近年は歯学部の得点率が低下傾向にあり、2024年度以降は水産学部が上回っています。【図表】参照
   最後に、後期日程について見ていきます。合否判定は共通テストの成績と2次試験の得点を合わせて行われ、前期日程よりも共通テストの配点が高く設定されています(なお、前期日程同様、2026年度は共通テストの情報が点数化され、2025年度の総合点の満点に情報の15点分(理学部生物科学科高分子機能学専修分野と工学部情報エレクトロニクス系では25点)が加わっています)。文系学部は小論文、理系学部は数学・理科を範囲とした学力検査が実施されるほか、獣医学部のみ面接も課されています。2026年度における共通テスト合格者平均得点率を見ると、最も高かったのが獣医学部で85.5%、最も低かった水産学部でも77.1%と高い得点率が求められています。

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