北海道大学


6.2026年度以降の入試変更点

2026年度入試

   医学部保健学科の定員に変更があります。検査技術科学専攻ではフロンティア入試の定員が10名から5名に減少し、一般選抜の前期日程の定員が25名から30名に増員されます。また、作業療法学専攻ではフロンティア入試で定員が7名から3名に減少し、一般選抜前期日程の定員が10名から14名に増加します。ともにフロンティア入試の定員を削減し、その分を前期日程に回す形となっています。医学部保健学科はフロンティア入試の合格者が少ない状況が続いており、合格者が出ない年度もあったため、それを考慮した変更だと考えられます。
   入試科目にも変更があり、一般選抜前期・後期では両日程で共通テストの配点に変更がありました。全学部で情報が得点化され、後期日程の理学部生物科学科高分子機能学専修分野と工学部情報エレクトロニクス学科で25点、それ以外の学部学科では15点が配点されます。
   理学部物理学科のフロンティア入試では出願要件の変更があり、新たに英語外部試験・資格で一定以上の成績を取得する(CEFR B1レベル以上)ことが必須要件となりました。それに伴い、2025年度まで2次選考で実施されていた英語の学力試験が廃止となります。

   

2027年度入試

   獣医学部でフロンティア入試が導入されることが発表されています。定員は5名で、後期日程の定員が20名から15名に減少します。選考は2段階で、1次選考では調査書、コンピテンシー評価書、自己推薦書、諸活動の記録により合格者が決まり、2次選考では課題論文・面接が課されます。共通テストの受験は必須で、科目は英語・数学・理科で配点は各200点の計600点満点となります。その他面接や課題論文についての各配点は現段階では未発表です。また、理学部物理学科では定員に変更があり、フロンティア入試の定員が14名から11名に減少し、後期日程の定員が3名から6名に増加します。
   また、一般選抜で外国語と数学を課すすべての募集単位で個別試験の試験範囲が変更となります。まず、外国語では、これまで英語以外にドイツ語・フランス語・中国語が選択可能でしたが、2027年度からは英語の実施のみとなります。また、数学Bの範囲が変更となり、これまで「数列」のみに限られていましたが、2027年度には「統計的な推測」が追加されます。

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