2024年度一般選抜前期における現役での志願者数は5,264人で全体の67.5%を占めました。既卒志願者の減少もあって、2019年度以降は現役志願者の割合が大きくなっていましたが、2024年度は既卒志願者が2023年度から219人増加したことで、5年ぶりに現役割合が下がる結果となりました。
学部・学科別で見ると、医学部・人間健康科学科を除いて、志願者の現役割合は60%を超えています。医学部・人間健康科学科については、特に男性の現役生の志願者が79人→60人と減少が目立ち、現役割合は62.5%→59.8%となりました。一方で、経済学部や薬学部では現役割合が70%を超えており、学部・学科によりばらつきがあります。ただし全体的には、2020年度以降現役志願者の割合が確実に大きくなってきていますので、「現役中心」の様相がますます高まっています。
【図表⑥】参照
また、現役での入学者数は1,772人で入学者全体の65.7%を占めました。学部・学科別でみると、教育学部が最も多く73.7%でした。一方で、現役割合が最も低い学部は農学部で59.3%でした。2020年度以降、農学部では現役割合が60%を超えていましたが、5年ぶりに60%を下回る結果となりました。
【図表⑦】参照