京都大学


2.地区別状況

【図表④】地区別志願者割合の推移(一般前期)
【図表④】地区別志願者割合の推移(一般前期)
[クリックして拡大]
【図表⑤】志願者上位5都道府県(一般前期)
【図表⑤】志願者上位5都道府県(一般前期)
[クリックして拡大]
 2024年度一般選抜前期における地区別志願者割合(出身高校等所在地による)は、近畿地区が45.1%、関東地区が19.9%、中部地区が16.6%でした。半数近くは近畿地区が占めているものの、関東地区や中部地区の割合が年々増加傾向にあります。特に関東地区からの志願者増加が顕著で、2024年度入試では1,540人と、直近10年間で初めて1,500人を超える志願者数となりました。【図表】参照
 都道府県別で見ると、2024年度は志願者が多い順から大阪府、東京都、兵庫県、京都府、愛知県となっています。この5都府県は2017年度以降、同じ顔ぶれとなっています。なかでも、例年大阪府から最も志願者が集まっています。2024年度の大阪府は前年度の1,247人から51人増加して1,298人となり、ここ5年間では最も多い志願者数となりました。一方で、同じ近畿地区では兵庫県、奈良県、和歌山県の志願者減少が目立ちます。特に奈良県は431人で、2019年度の448人を下回る直近10年間で最も少ない志願者数となりました。しかしながら、入学者数は2023年度と比較しても5人減の160人と大きな変化は見られませんでした。また、志願者の増加が顕著な関東地区では、埼玉県、東京都、神奈川県からの増加が目立ちます。コロナ禍の落ち着きに加え、京都大の学風や充実した教育環境が全国の受験生をひきつける一因として挙げられます。【図表】参照

ページのトップへ

ADOBE READER ダウンロード

PDFファイルをご覧いただくには、アドビシステムズ社が配布しているAdobe Reader(無償)が必要です。
Adobe Readerをインストールすることにより、PDFファイルの閲覧・印刷などが可能になります。