京都大学


5.合格者の得点

【図表⑩】23年度 文系・合格者得点(一般前期の総点)
  【図表⑩】23年度 文系・合格者得点(一般前期の総点)
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【図表⑪】23年度 理系(工学部以外)・合格者得点(一般前期の総点)
【図表⑪】23年度 理系(工学部以外)・合格者得点(一般前期の総点)
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【図表⑫】23年度 工学部・合格者得点(一般前期の総点)
【図表⑫】23年度 工学部・合格者得点(一般前期の総点)
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 京都大発表の2023年度合格者得点によると、総点(共通テストと2次試験の合計)の平均得点率は、医学部・医学科が80.1%で最高値、医学部・人間健康科学科の60.2%が最低値でした。他の学部・学科では、文系学部で概ね70%前後、理系学部で65~70%前後となっています。【図表】参照
 文系では経済学部文系の平均得点率が73.0%と最も高くなっています。2022年度との比較では、経済学部文系が70.9%→73.0%と+2.1%の上昇でした。他の学部・学科では僅かな上昇、もしくは変動なしでした。
 理系ではすべての学部・学科で平均得点率が上昇しました。工学部・情報学科ではこの情報系統の人気に伴う難化が続いており、平均得点率も医学部・医学科に次いで2番目の高さとなりました。志願倍率も4.6倍と京都大の中で最も高くなっている(前掲の「1. 一般選抜 志願概況」参照)ことからも、近年では理工系で最難関の学科と言えます。また、理学部や薬学部の平均得点率も70%を超える結果となり、特に理学部では2022年度から6.7%上昇しました。共通テストの平均点上昇に加え、特に理系では2次試験の数学で問題量の減少および難易度の易化(代々木ゼミナール教材研究センターの分析より)が平均得点率上昇の一因と考えられます。

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