京都大学


6.特色入試の状況

【図表⑪】特色入試志願者数の推移
【図表⑪】特色入試志願者数の推移
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【図表⑫】25年度 特色入試選考結果
(工・農以外)

【図表⑫】25年度 特色入試選考結果(工・農以外)
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【図表⑬】25年度 特色入試選考結果
(工学部・農学部)

【図表⑬】25年度 特色入試選考結果(工学部・農学部)
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 2025年度特色入試の志願者数は596人で、志願倍率は3.4倍でした。2025年度から法学部の後期日程が廃止され、他学部と同時期の実施となったことでその動向に注目が集まりましたが、実施方法が変更された初年度ということもあり受験生が敬遠したためか、志願倍率は2.8倍と文系募集単位のなかで最も低くなりました。従来であれば法学部後期日程の特色入試で出願していた層は、学校推薦型選抜ではなく前期日程に流れたと考えられます。一方で、経済学部(文系)や医学部・人間健康科学科(理学療法)、工学部・地球工学科は志願者を大きく増やしており、それぞれ前年比22人(+188.0%)、14人(+240.4%)、13人(+218.2%) の大幅増となっています。【図表】参照
 続いて実質倍率を見てみると、倍率が最も高かった募集単位は農学部・生物資源科学科の12.5倍で、2024年度の21.0倍に続き2年連続で最も高倍率の学部・学科となりました。募集人員は3名、志願者は25人だったものの最終合格者は2人と、近年は非常に厳しい入試が続いています。一方、最も倍率が低かったのは工学部・理工化学科の1.5倍ですが、募集人員15名に対して最終合格者は13人と、こちらも募集人員充足に満たない結果となりました。大学全体で見ても、最終合格者は年々増加傾向にはあるものの、2025年度は募集人員177名に対して最終合格者は145人となっており、依然としてそれぞれの学部・学科が求める高い基準を突破できる受験生が募集人員を満たしていないのが現状です。【図表】参照

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