京都大学
6.特色入試の状況
続いて実質倍率を見てみると、倍率が最も高かった募集単位は農学部・生物資源科学科の12.5倍で、2024年度の21.0倍に続き2年連続で最も高倍率の学部・学科となりました。募集人員は3名、志願者は25人だったものの最終合格者は2人と、近年は非常に厳しい入試が続いています。一方、最も倍率が低かったのは工学部・理工化学科の1.5倍ですが、募集人員15名に対して最終合格者は13人と、こちらも募集人員充足に満たない結果となりました。大学全体で見ても、最終合格者は年々増加傾向にはあるものの、2025年度は募集人員177名に対して最終合格者は145人となっており、依然としてそれぞれの学部・学科が求める高い基準を突破できる受験生が募集人員を満たしていないのが現状です。【図表⑫⑬】参照