東京大学


1.志願者数・志願倍率

【図表(1)】2022年度前期日程志願者数等
【図表①】2022年度前期日程志願者数等
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【図表(2)】志願者数の推移
【図表②】志願者数の推移
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【図表(3)】文科の志願倍率の推移
【図表③】文科の志願倍率の推移
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【図表(4)】理科の志願倍率の推移
【図表④】理科の志願倍率の推移
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【図表(5)】第1段階選抜の合格最低得点率の推移
【図表⑤】第1段階選抜の合格最低得点率の推移
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   2022年度前期日程の志願者数は全6科類の合計で2021年度よりも418人、率にして4.6%増加の9,507人でした。志願者の増加は4年ぶりで、今回はこの10年間で上から3番目に多い人数です。
   2022年度の共通テストは前年比で平均点が大きく下がりましたが、実際の出願においては「臆することなく果敢にチャレンジ」の傾向がありました。国立トップ校10校(旧7帝大+筑波大+東工大+一橋大)の前期日程では、2021年度よりも10校合計で志願者が2.2%増えました。東大・京大・東工大・一橋大はいずれも増加となっています。この傾向は医学部医学科でも同様で、前期日程では2021年度よりも合計で2.1%の増加でした。共通テスト終了直後は「想定よりも点数が低かった」と感じた受験生が多くいたと思われますが、大学入試センターから公表された平均点中間集計なども参照し、実際の出願では国立トップ校や医学部医学科の志願者増加という結果でした。
   また2016年度からは後期の募集が廃止され、学校推薦型選抜(推薦入試)が実施されています。前回の人数からは減少しましたが、2021年度から1校あたりの出願人数が変更されたので、実施後の7年間では上から2番目に多い人数となりました。【図表(1)(2)】参照
   一般選抜の科類ごとの増減をみてみましょう。理科一類が微減であったのを除き、他の5科類は全て増加しています。東大においても以前は志願者の増減に隔年現象の傾向がありましたが近年は状況が変わっていて、増加や減少が連続する事例もみられます。顕著な例が文科三類で、2017年度から5年連続で志願者が減少していました。志願者の増減に影響する要因としては前年の志願者の増減や志願倍率の高低もありますが、前年の第1段階選抜の最低点が最も大きく影響しているようです。文科三類は2017~2019年度の3年連続で、最低点が80%を超えていたことも連続での減少につながったと考えられます。また理科三類も、2017年度から3年連続で倍率が低下していました。この期間の連続低下は、2018年度に面接を追加したこと、また2019年度には第1段階選抜の予告倍率を4.0倍→3.5倍に縮小した影響もありました。
   文科は各年度の倍率変化が目立ちます。年度により志願倍率の序列が変化しており、高低の規則性はありません。第1段階選抜の実施倍率が約3.0倍で共通であることも、各年度の志願倍率が大きく変動することの一因です。倍率変化が最も大きいのは、やはり最難関の一類です。例えば2020年度の3.51倍→2021年度の3.15倍など、大幅な倍率ダウンも見られます。2021年度に志願倍率が大きくダウンしたのは、前年の2020年度で志願倍率と第1段階選抜の最低点が文科の中で最も高かった影響です。【図表(1)(3)(5)】参照
   理科は文科と異なり、第1段階選抜の実施倍率は類ごとに変わります。一類が約2.5倍、二類と三類(2019年度から)が約3.5倍です。この実施倍率の高低と募集人員の規模(最多は一類の1,108人、最少は三類の97人)に連動して、3つの類の「志願倍率の序列(理三>理二>理一)」ができています。類ごとの志願倍率の変化をみると、文科一類と同様に、最難関の理科三類は募集人員が少ないこともあって倍率変動が顕著です。2013年度からの10年間は2016年度の5.63倍から2021年度の3.97倍の範囲で、年ごとの変化が大きくなっています。一方で一類は募集人員が1,108人と規模が大きいため、人数として多少の増減はあっても倍率の変化は例年小幅です。【図表(1)(4)】参照

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