東京大学


8.学校推薦型選抜の合格状況

【図表(17)】学校推薦型学部別志願者数
・合格者数
【図表⑰】推薦入試学部別志願者数・合格者数
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【図表(19)】学校推薦型の合格率
(最終合格者数/志願者数)
【図表⑲】推薦入試の合格率(最終合格者数/志願者数)
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【図表(20)】学校推薦型の定員充足率
(最終合格者数/募集人員)
【図表⑳】推薦入試の定員充足率
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【図表(21)】学校推薦型の合格者内訳
【図表21】推薦入試の合格者内訳
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   2023年度の第1次合格者数は180人で、過去8回は149人 → 129人 → 135人 → 127人 → 133人 → 177人 → 178人 → 180人で推移しています。また最終合格者数は88人で、2022年度と同数でした(過去8回は77人 → 71人 → 69人 → 66人 → 73人 → 92人 → 88人 → 88人で推移)。全体では予定の100人程度を下回っていますが、この入試の合格者としてふさわしい学生を選抜した結果といえます。大学からも「この入試の合格者は社会的問題意識が高く、プレゼンテーション能力に長けた学生が多い。これまでと同様に卓抜した能力や多様性を持つ学生をとっていきたい」とのコメントがありました。【図表(17)】参照
   志願状況と同様に、合格率や定員充足率についても学部・学科によって差があります。合格率は志願倍率の高い教養学部は全8回とも合格率が低い傾向です。また定員充足率も予定の募集人員に満たない学部・学科が多い中で、工学部(充足率113.3%)・医学部医学科(133.3%)のみが予定の人数を満たしています。【図表(19)(20)】参照
   合格者の内訳をみると、1校からの推薦が男女とも均等(2021年度まで各1人、2022年度から各3人)の規定があるため、関東以外の合格者と女子の合格者は一般選抜よりも割合が多くなっています。2023年度合格者中の女子比率は39.8%で、この入試の開始から2021年度まで増加が続いた女子比率は2022年度に続いて前年を下回る結果となりました(過去8回は37.7% → 38.0% → 42.0% → 42.4% → 45.2% → 45.7% → 43.2% → 39.8%で推移)。大学からは「合格者の女子割合が下がったのは気になる傾向だが、志願者の女子割合は下がっていないので、(女子割合が)大きく下がったという認識は持っていない。もう少し様子を見たいし、これからも多様性の担保を実現できるように制度改革を検討していく」とのコメントがありました。【図表(21)】参照

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