東京大学
4.合格者の現浪別割合
【図表⑥】2025年度合格者数等

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【図表⑨】合格者の現浪割合の推移(前期計)

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合格者の現役・浪人別の割合をみると、2020年度までは前期日程の合計で概ね現役2:浪人1の状況にありましたが、2021年度以降はいずれも現役割合が70%を超えています。現役合格者の割合が増えた主要因は志願者中の現役割合の増加にあります。2020年度は志願者の64.0%が現役であったのに対して、2025年度には69.6%となっており70%に迫ろうとしています。これは高等学校新規卒業見込み者が多い年であったことと、新課程入試初年度であったことも現役割合をさらに引き上げた要因といえるでしょう。【図表⑥⑨】参照
2025年度も合格者の合計では現役割合が74.5%となりましたが、科類別の割合には特徴があります。2025年度の一般選抜で現役割合が最も高いのは文科一類の80.8%です。文科では全科類で現役割合が上昇しています。対して理科では全科類で現役割合が減少しています。全体の現役割合を引き上げたのは文科の増分であるといえます。2021年度から4年間現役割合80%台を維持していた理科三類は75.5%となり、一浪生の割合が7.1%から16.3%に大きく上昇しました。【図表⑥⑩】参照
卒業年度別の合格率については、2025年度の前期日程の合計で現役(2024年度卒)が38.1%、1浪(2023年度卒)が40.3%、2浪(2022年度卒)他が10.4%となっています。合計では1浪の合格率が最も高くなっていますが、理科一類と理科二類以外では現役の合格率が1浪を上回っています。また、2025年度は文科三類、理科一類、理科二類において2浪他の合格率が10%を超えました。2024年度と比較するとすべての卒業年度区分の合格率が向上しています。ただし、2025年度は志願者が大幅に減少した例外的な入試でもありました。今後も現役生中心の入試は続いていきますが、既卒生にも合格のチャンスは十分にあります。既卒生の合格率の低さはデータとして表れているものの、目標に向かって正しい努力を重ねてください。【図表⑪】参照
2025年度も合格者の合計では現役割合が74.5%となりましたが、科類別の割合には特徴があります。2025年度の一般選抜で現役割合が最も高いのは文科一類の80.8%です。文科では全科類で現役割合が上昇しています。対して理科では全科類で現役割合が減少しています。全体の現役割合を引き上げたのは文科の増分であるといえます。2021年度から4年間現役割合80%台を維持していた理科三類は75.5%となり、一浪生の割合が7.1%から16.3%に大きく上昇しました。【図表⑥⑩】参照
卒業年度別の合格率については、2025年度の前期日程の合計で現役(2024年度卒)が38.1%、1浪(2023年度卒)が40.3%、2浪(2022年度卒)他が10.4%となっています。合計では1浪の合格率が最も高くなっていますが、理科一類と理科二類以外では現役の合格率が1浪を上回っています。また、2025年度は文科三類、理科一類、理科二類において2浪他の合格率が10%を超えました。2024年度と比較するとすべての卒業年度区分の合格率が向上しています。ただし、2025年度は志願者が大幅に減少した例外的な入試でもありました。今後も現役生中心の入試は続いていきますが、既卒生にも合格のチャンスは十分にあります。既卒生の合格率の低さはデータとして表れているものの、目標に向かって正しい努力を重ねてください。【図表⑪】参照