東京大学


5.男女別割合

【図表⑥】2024年度合格者数等
【図表⑥】2024年度合格者数等
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【図表⑫】合格者の女子割合
【図表⑫】合格者の女子割合
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【図表⑬】男女別の合格率
(合格者数/志願者数)
【図表⑬】男女別の合格率(21・22・23年度)<br/>
(合格者数/志願者数)
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   合格者中の女子割合は一般選抜と学校推薦型選抜の合計では20.2%の比率ですが、一般選抜を科類別にみると女子割合には特徴があります。前期日程で最も高いのが文科三類の38.2%ですが、最も低いのは理科一類で8.4%にとどまっています。女子割合は例年、文科三類が最も高く、次いで文科一類や理科二類で高くなっています。また理科三類の女子割合は21.4%で、2022年度の20.6%に続き20%を超えました。大学は、「これからも女子学生の増加に向け様々な取り組みを行いジェンダーバランスのとれた多様性のあるキャンパスづくりを目指していきたい」とコメントしています。
   また志願者と合格者による男女別の合格率をみてみましょう。一般選抜と学校推薦型選抜の合計ではこの3年とも男子の割合が高くなっていますが、2022年度と2024年度の学校推薦型選抜では合格率が拮抗しています。2022年度に拡大した男女の合格率の合計の差は、2023年度には1.4%差に縮小しましたが、2024年度には4.7%差となり2022年度(4.2%差)以上の開きとなりました。なお、合格率は志願者の男女割合も影響しますので、数値は流動的です。 【図表】参照
   近年、学生の多様性を確保することで、教育・研究活動のさらなる広がりを目指す取り組みを多くの大学が行っています。女子学生の割合を増加させる施策として、東京工業大学や京都大学(2026年度入試から)では特別選抜に女子枠を設置しています。東京大学については、女子枠のような新たな募集枠を創設することについての動きは今のところありません。しかし、「女子学生に限定した選抜に限らず、一般選抜も含めた今後の入試の多様化については議論中である」とコメントしています。

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