東京大学


6.出身地別割合

【図表⑭】前期日程<合格者>の出身地割合の推移
【図表⑭】前期日程<合格者>の出身地割合の推移
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【図表⑮】前期日程<志願者>の出身地割合の推移
【図表15】前期日程<志願者>の出身地割合の推移
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【図表⑯】前期日程<合格者>出身地別合格率
(合格者数/志願者数)
【図表⑯】前期日程<合格者>出身地別合格率(合格者数/志願者数で算出)
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   前期日程合格者の出身地割合の推移をみると、2025年度の関東(1都6県)出身者の割合は61.7%でした。年度によって多少の増減はありますが、概ね56%~60%の範囲で推移しています。関東の増加とは対照的に、近畿も含めたその他地区の割合はこの20年間で9.7%も減少(50.7%→38.3%)しています。【図表】参照
   なお、2013年度以降は志願者ベースでも出身地別割合が公表されています。この10年間でみると志願者ベースでの割合は概ね一定ですので、合格者中の出身地別割合はその年の各地区の合格率によって変化しています。出身地別の合格率(合格者数/志願者数)をみてみましょう。年による変化が大きい地区もありますが、大半は30%程度の合格率で推移しています。2025年度の全国平均では35.9%となりました。地区別で合格率が最も高いのは近畿地区で41.6%です。例年も40%台を維持しており、全国平均を大きく上回っています。近畿地区には名門中高一貫校や公立進学校が所在しているため、学力の高い受験生が多く出願・合格しているようです。2024→2025年度の変化でみると、北海道と北陸地区の合格率の伸びが注目されます。北海道は30.5%→44.1%、北陸は32.7%→40.5%に上昇しました。一方で合格率が低下したのは東北の29.3%→26.9%、四国の32.2%→28.8%で、高い合格率の近畿も小幅ながら減少しています。 【図表】参照

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