東京大学


6.出身地別割合

【図表(14)】前期日程<合格者>の出身地割合の推移
【図表⑭】前期日程<合格者>の出身地割合の推移
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【図表(15)】前期日程<志願者>の出身地割合の推移
【図表15】前期日程<志願者>の出身地割合の推移
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【図表(16)】合格者の出身地別合格率
(合格者数/志願者数)
【図表⑯】合格者の出身地別合格率(19~21年度前期日程)(合格者数/志願者数で算出)
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   前期日程合格者の出身地割合の推移をみると、関東(1都6県)出身者の割合は年度によって多少の増減はありますが、概ね56%から60%の範囲で推移しています。2022年度はデータの判明している2004年度以降で初めて60%を超えましたが、2023年度は50%台に戻っています。なお、2013年度以降は志願者ベースでも出身地別割合が公表されています。この10年間でみると志願者ベースでの割合は概ね一定ですので、合格者中の出身地別割合はその年の各地区の合格率によって変化しています。【図表(14)(15)】参照
   それでは出身地別の合格率(合格者数/志願者数で算出)をみてみましょう。全国平均ではこの3年間は31.5%~32.9%の範囲ですが、地区別で合格率が最も高いのは近畿地区で、この3年間は38.7%~45.0%の範囲にあり、全国平均を大きく上回っています。近畿地区からは学力の高い受験生、合格に自信のある受験生が多く出願・合格しています。
   東京都内の合格率は近畿地区と比較すると低く、この3年間は31.7%~33.9%の範囲で全国平均と同程度です。2022 → 2023年度の変化でみると、東京の合格率は33.9% → 31.7%に低下している一方で、東北と九州・沖縄以外では合格率が上昇しています。このような各地区の合格率の変化が2023年度の東京の減少・地方の増加に影響しました。また東京以外の関東地区6県の合格率は全国平均よりも低く、この3年間は28.2%~29.5%にとどまっています。 【図表(16)】参照

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