新入職員座談会

CROSS TALK

2021年入職の同期たち。
入職1年を迎える前に、代ゼミについてじっくり語ってもらいました。

Y.S
代ゼミタワー校
教務室本科生コース

K.K
教材研究センター
国語研究室

K.S
教務企画部
遠隔授業企画室

K.H
広報企画部
広報企画室

代ゼミを選んだ理由

Y.S:僕自身塾講師や浪人の経験があったので塾・予備校業界に絞って就活していました。
講師として人前に立つのか、一歩下がってサポートをするのかで最後まで迷っていたけど、自分の浪人時代に1年間丁寧に面倒を見てもらったことを思い返して、サポートする側に決めました。他にも、予備校での授業は高校と比べて、根本的な原理のようなところから話があって、その時の感動が忘れられなかったというのも最終的に代ゼミに決めた理由です。

K.K: 僕は塾講師の経験から教育業界に興味があったのと、自分のこれまでの研究分野や専門知識を活かせる業界や企業に行きたいと思っていたので、教材研究センターがある代ゼミを選びました。
代ゼミの教材研究センターは、生徒がいつでも質問に来れる体制になっていて、テキスト作成に従事しながら質問に来た生徒に対しては一人ひとりと向き合えるような仕事ができるというのも決め手の一つです。

K.S:私も大学時代に4年間塾講師をしていて、教えることが楽しくて自然と教育業界を目指すようになりました。会計学科だったから周りと同じように金融やIT業界も受けていたのですが、実際に自分が本当にやりたいことは何だろうと考えたときに、やっぱり教育だなと。
また、代ゼミにはいろんな部署があって、特に本部校ではそこに所属して一つの仕事に集中できるという面で、一般企業みたいだけど教育に関われるところに惹かれました。

K.H:私は特に教育業界に絞らず、幅広く業界を見ていました。いくつかの内定先から一つに決める際に、これまでの自分を振り返ってみると、大学の学部選びに失敗したことを思い出して。当時もっとアドバイスしてくれる人がいたら良かったなという思いがあって、じゃあ教育業界の代ゼミで生徒の進路決定の手伝いとかができるんじゃないかなと思ったんです。18歳ぐらいの、一人では決断するのが難しい時期に、少しでも手助けができる存在になりたいなと思って最終的に代ゼミに決めました。

入職前後のギャップ

Y.S:自分が浪人生のときには生徒対応のイメージしかなかったけど、その裏で講師との関わりや、保護者の方との連絡、パンフレット・案内書の作成などの事務的なことまで、1年のサイクルの中でいろんな業務があると知りました。あと、驚いたことでいうと講師が生徒の名前を憶えていること。生徒が授業に来なかったときにクラス担任と講師の方が〇〇君来なかったけど大丈夫?と話しているところを見たときに、親身の指導ってこういうことだなと実感しました。

K.K:部署柄ずっと静かなのかなと思いきや休憩の時には雑談もあって、オン・オフがしっかりしている人が多い印象です。質問をすれば先輩が必ずすぐに答えてくれるし、思ったよりも話しやすかったですね。年の近い先輩も多いので自分も仲良くさせてもらっていてありがたいです。
また、教材は基本土日休みでプライベートの予定も立てやすいし、直近の日程でも有休の申請が通りやすいのでかなり融通が利きます。

K.S:自分の意見が通りやすいのは本当にありますね。新人のうちから提案しやすいし、上司や先輩方にも相談しやすい雰囲気です。本当にみんな人が良すぎる…。
あとは部署柄土日休みではないことも多く、初めは休みが安定しないことにマイナスイメージもあったけど、平日休みだとお店が空いてたり、土日は電車が空いてたり、むしろプラス面が多いなと思っています。休みも融通が利くので、今ではもう5連勤ができない体になっちゃいました(笑)

K.H:生徒対応をイメージして入って、でも配属されたのは広報で、生徒対応が全然ないなというのが一番のギャップです。でも、広報でもSNSを通じて志望校選びのポイントなどを生徒に向けて発信したり、広告を通じて代ゼミに興味を持ってもらうという、間接的に生徒と関わる仕事もたくさんあるんだなと日々実感しています。
あとは、基本土日休みなので1日は家でゆっくり、もう1日は友達とランチをしたり買い物をしたり、プライベートも充実させられます。

研修で印象に残っていること・同期とのつながり

Y.S:同期との仲は深まったよね。2ヵ月一緒にいると仲良くなるよね。

K.S:今でも職場で会えると嬉しいですね。ほっとするのもそうだけど、今こんなことしてるよとか、自分以外の部署の話を聞けるのは代ゼミ全体を知るきっかけにもなるし、いい刺激になっています。

K.K:教材にも同期が3人いて、みんな教科は違うけど、それぞれの視点から気軽に意見交換ができるのはありがたいです。共感できるところも多いので、悩みもよく相談しあっています。

K.H:研修で印象に残っているのはやっぱりグループ発表かな。最後の発表は各部署の所属長の方々や職員の皆さんも聞きに来ていて緊張したけど、それまでの準備をする中でみんなで話し合いながら考える時間は楽しかったです。

K.K:僕もグループ発表が思い出深いですね。なかなか意見がまとまらなくて準備が大変だったし、人前で話すのは苦手なので発表も嫌だったけど、今思えばいい経験だったなと。今後、学習法ガイダンスとかで大勢の前で話す機会があるので、そこでも活かせるかなと思います。

Y.S:部署に配属されてから、僕たちの発表を聞いていた所属長から「この業務を改善してほしい」と課題の内容に関わる業務を頼まれたことがあって、まさかこんなにすぐに仕事に直結するとは思わなかったです。

K.S:私もあった。競合他社の講座を調べてほしいと言われたときに、グループ課題でも他社との比較をしていたので研修が業務に直接活かせているなと思います。

K.H:私もそう。グループではSNS発信について発表したので、まさに今の広報での業務に直結していますね。

K.K:僕の場合は業務に直接役立ったというよりかは代ゼミへの理解が深まりました。教材に入るとかなり専門的になるので、部署説明にしろグループワークにしろ、たくさん調べたり聞いたりしたのでいい2ヵ月だったんじゃないかなと思います。

K.S:あとは、業務で支局の同期とやり取りすることもあって、全国の校舎から本部に集まって研修できたのはよかったなと思います。同期の存在は本当に大事!

今の業務について

Y.S:今は冬期講習の準備と来年度新学期の案内書やチラシの作成を行っているところです。このチラシのデザインを考えるのがすごく楽しい!配属されて最初に任された仕事が講習案内のチラシ作成で、これまでのものからがらっとデザイン変えて思い切ったことをしたのですが、「それいいじゃん」と言ってもらえたのがすごく嬉しかったですね。最近は講師の方とお話しする機会が増えたり、人と話す機会が多いのが楽しいです。

K.K:配属からしばらくは入試問題研究をやっていました。ひたすら問題を解いて、出題傾向を分析して、自分で問題を作るときの材料を蓄えていくという感じです。
今は新課程向けの新しいテキストの作成を担当していて、やっぱり最初の問題研究が大事だなと実感するし、テキストに関わったからこそ入試問題を見る目が変わりました。設問の狙いとか、組み立てとか、いろんな角度から問題をみられるようになったなと。僕にとっては問題を作ることも解くことも好きなので、今やっている教材の仕事はどれも楽しいです。

K.S:遠隔授業企画室は私が配属されたタイミングでできた新しい部署で、全国のオンラインコースを統括しています。今は次年度の案内書作成を行っていて、今年は去年と比べてページが倍になったので新規ページを一から考えるのが大変でしたね。でも、これまでの案内書が活字ばかりなので読みやすいように工夫できないかなと考えたり、Y君と同じで自分の“こうしたい”が形になっていくのが嬉しいし、やりがいを感じます。

K.H:日々の業務としてはSNSの記事や広告等の制作をしています。外部の業者とのやり取りも多く、最近だとCMやポスター制作関連でロケに同行することもありました。
広告を制作するときには、新卒の私の意見も聞いてくれるし、完成したものを実際に目にすると感慨深いです。WEB広告だと自分が作った広告から何人流入したというのがわかるので、ショックなこともあるけど、もっと頑張ろうという原動力にもなっています。

今後代ゼミでやりたいこと

Y.S:次のステップアップとしてはクラス担任があります。今まで以上に多くの生徒や保護者の方を相手にしていく中で、自分が浪人の時に感じていた担任の方の対応を超えられるような、自分の中で後悔がないようにサポートできる職員になりたいです。
そのために、まだまだ足りない受験の知識を先輩から聞いたり、自分で勉強していかなきゃいけないので、それが今の自分の課題ですね。

K.K:少し前に生徒から漢文の学習がわからないので教えてほしいと言われて対応したときに、誰かのためになっているというのを実感しました。教材作成だけじゃなく生徒対応があるとやりがいもあるし、それに応えられるようにこれまで以上に漢文も勉強していきたいです。
テキストに関しても、今はまだテキストを仕上げることで精一杯なので、今後は生徒の国語に対する苦手意識をなくせるようなものや学習効果が高められるような、質の高い教材を作っていきたいです。
また、教材のもう一つの柱である模擬試験の作成もゆくゆくはやっていきたいですね。

K.S:目標は代ゼミのオンラインコースを全国に知ってもらうことです。始まったばかりでこれからどんどん進化していけるコースだと思うので、代ゼミの知識を深めるのはもちろん、競合他社を比較・調査して、オンラインコースをより良くしていきたいと思っています。

K.H:SNSを主に担当していますが、生徒や保護者の方が代ゼミのSNSをみて代ゼミに通おうと思ってくれるようなものをつくりたいですね。今は受験にまつわる豆知識などの話を載せることが多いけど、もっと多くの受験生や保護者の方々へ訴求できるような発信をすることが今後の目標です。そのために他社のSNSや広告の分析をもっと深めていきたいなと思います。

この座談会は2021年12月に行ったものです。