一橋大学 - 2次試験(前期日程)


3. 2次試験(前期日程)

【図表⑤】総点の合格最低得点率(前期日程)
総点の合格最低得点率(前期日程) [クリックして拡大]
【図表⑥】2次試験の配点(26年度・前期日程)
2次試験の配点(26年度・前期日程) [クリックして拡大]
   最終の合格判定に用いられる共通テストと2次試験の配点割合は学部によって異なりますが、いずれの学部も共通テストと2次試験の合計は1,000点満点です。最終合格者の最低点は、共通テストの難易度や2次試験の難易度・採点基準などが複合的に作用して変動しますが、過去10年間の合格最低点の推移をみると、概ね55%~60%の範囲内にあることが分かります。【図表】参照
   2026年度の最終合格者の最低得点率はSDSを除く4学部で上昇しました(商学部55.4% → 58.5%、経済学部52.9% → 56.9%、法学部56.7% → 58.2%、社会学部56.3% → 58.5%)。ここ4年間は4学部とも隔年で上昇と低下を繰り返しています。SDSのみ2年連続で下がっており(64.7% → 60.3% → 60.1%)、難易度が落ち着いてきたと考えられます。代々木ゼミナール教材研究センターによって、2026年度の2次試験の難易度を2025年度と比較したところ、英語と地理は同程度、他は易化しました。数学は高い数理的・論理的能力が要求された2025年度と比べ、例年同様の基礎知識を問う問題が多く出題されました。英語は記述式と選択式の問題が混在しており、自由英作文については指定語数が減少したものの内容は書きにくいものでした。世界史と日本史は2025年度同様に大問1つが歴史総合分野の共通問題でした。【図表】参照
   このように、第1段階選抜の合格最低得点率および2次試験の難易度を踏まえると、最低得点率の上昇は2次試験の難易度低下によるものと考えられます。

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