一橋大学
1. 志願者数と志願倍率(前期日程)
各学部の志願倍率についてみていきましょう。2023年度入試において第1段階選抜が唯一行われなかった法学部の志願倍率が上昇(2.9倍→3.2倍)した結果、全ての学部の志願倍率が3倍台となりました。志願倍率が上昇したのは、商学部(3.0倍→3.5倍)・経済学部(3.3倍→3.4倍)・法学部(2.9倍→3.2倍)で、逆に低下したのは社会学部(3.6倍→3.4倍)・SDS(6.1倍→3.8倍)です。
商学部と経済学部の倍率は2019年度以降、正反対な動きになっています。両学部は同系統であるため、前年の志願状況などを見て学部選択をしている受験生がいると考えられます。また、社会学部は2021年度から3年連続で志願者を伸ばしていましたが、44人(-6.0%)の減少で志願倍率も0.2ポイント低下しました。【図表②】参照