一橋大学
1. 志願者数と志願倍率(前期日程)
各学部の志願倍率についてみていきましょう。倍率は全学部とも2024年度と同様に、第1段階選抜の予告倍率である3.0倍以上を維持しました。志願倍率が上昇したのは、法学部(3.2倍 → 3.6倍)・SDS(3.8倍 → 4.4倍)であり、逆に低下したのは商学部(3.5倍 → 3.3倍)・経済学部(3.4倍 → 3.1倍)・社会学部(3.4倍 → 3.2倍)です。
商学部の倍率は過去5年間、隔年で増減を繰り返しています。ただし、志願者の増減をみると2025年度は5.0%の減少(-42人)と、15%以上の増減を繰り返す傾向にあった過去5年間において緩やかな変化であったと言えます。経済学部の過去3年間における倍率は、+0.9ポイント → +0.1ポイント → -0.3ポイントと低下傾向にあり、志願者の増減も+113人 → +26人 → -54人で推移しています。また、社会学部は2023年度から志願者が減少傾向にあり、2024年度からは35人減少(-5.0%)しました。志願倍率についても0.2ポイント低下し、2022年度と同程度となりました。【図表②】参照