一橋大学


1. 志願者数と志願倍率(前期日程)

【図表①】志願者数(前期日程)
志願者数 [クリックして拡大]
【図表②】志願倍率(前期日程)
志願者数 [クリックして拡大]
   2024年度前期日程の全志願者数は2023年度から増加し、80人(+3.0%)増加の2,721人となりました。2023年度入試から募集を開始したソーシャル・データサイエンス学部(以下SDS)の志願者113人を除くと2,608人となり、コロナ禍前の2019年度入試の志願者数(2,687人)程度の人数に回帰しました。商・経済・法・社会の4学部の志願者数は2023年度から比較すると149人(+6.1%)増加しています。近年は大卒の就職状況が好調なこともあり、理高文低の傾向は薄まりつつあるようです。2019年度入試以降は減少傾向にあった志願者も回復傾向です。一方、2023年度入試より新設されたSDSは69人(-37.9%)の減少でした。これは、新設初年度で志願者が多かった影響の反動と考えられます。【図表】参照
   各学部の志願倍率についてみていきましょう。2023年度入試において第1段階選抜が唯一行われなかった法学部の志願倍率が上昇(2.9倍→3.2倍)した結果、全ての学部の志願倍率が3倍台となりました。志願倍率が上昇したのは、商学部(3.0倍→3.5倍)・経済学部(3.3倍→3.4倍)・法学部(2.9倍→3.2倍)で、逆に低下したのは社会学部(3.6倍→3.4倍)・SDS(6.1倍→3.8倍)です。
   商学部と経済学部の倍率は2019年度以降、正反対な動きになっています。両学部は同系統であるため、前年の志願状況などを見て学部選択をしている受験生がいると考えられます。また、社会学部は2021年度から3年連続で志願者を伸ばしていましたが、44人(-6.0%)の減少で志願倍率も0.2ポイント低下しました。【図表】参照

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