一橋大学


6. 学校推薦型選抜の志願状況

【図表⑩】学校推薦型学部別志願者数・合格者数
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【図表⑪】学部別志願者
(学校推薦型)

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【図表⑫】学校推薦型の志願倍率
(志願者数/募集人員)

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   2018年度に始まった全学部での推薦入試は、2021年度から学校推薦型選抜として実施されており、過去5年間の志願者数は2022年度に減少しているものの、着実に増加してきていると言えます。特に5回目の実施となった2025年度の志願者数は72人と2024年度から16人増加し、過去最高を大きく更新しました。学部ごとの志願者数の増減をみると、2025年度には商学部で10人(12人 → 22人)、経済学部で3人(9人 → 12人)、社会学部で1人(15人 → 16人)、SDSで9人(3人 → 12人)増加しており、減少したのは法学部のみで7人(17人 → 10人)です。【図表】参照
   続いて志願倍率は、2025年度に全学部平均で1.3倍と、過去5年間で最高となりましたが、学部ごとには高低があります。学部ごとの志願倍率は、志願者数が少ないことなどもあって年度ごとに大きく変動していますが、全体的には上昇傾向にあります。なお、2024年度から2025年度の間で特に変動が大きいのはSDS(0.6倍 → 2.4倍)で、1.8ポイント上昇しています。この要因としては、2024年度までの入試における第1段階選抜合格者の最終合格率の高さなどから、一般選抜と比較して見かけ上の入試難度が低くなっていたことや、新設3年目となり志願動向が見えてきたことで、チャレンジする受験生が増加したことが考えられます。
   学校推薦型選抜における志願倍率は一般選抜と比較して低い傾向にありますが、その要因の一つに出願要件の厳しさが挙げられるでしょう。2025年度における学校推薦型選抜の出願には、大学が指定するいずれか1つ以上の資格・検定試験において一定の成績を収める必要がありましたが、実用英語技能検定ならば1級であるなど、成績の取得も決して容易とは言えません。しかし、出願要件を満たしている場合は積極的に出願を検討してもよいでしょう。【図表】参照

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