一橋大学


5. 入学者の出身地割合

【図表⑧】入学者の出身地割合
(全入試合計)

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【図表⑨】入学者の地域別合格率
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   入学者の出身地割合についてみると、東京都とそれ以外の関東出身者が占める割合は、多少の増減は見られるものの過去10年間において約70%で推移しており、2025年度には75.1%と10年間で最高となりました。特に、東京都出身者の割合は2024年度から2.7ポイント増加(38.0% → 40.7%)しています。とはいえ、都道府県別での入学者の出身地をみると、20人以上の増減があったのは東京都(+28人)、神奈川県(-28人)、愛知県(-20人)のみであり、全国的には大きな変化は見られなかったと言えるでしょう。【図表】参照
   また、一橋大は都道府県別の出願者数も公表しています。入学者数÷出願者数で2025年度における合格率を算出すると、入学者の多い東京都では20.9%、東京都を除く関東では22.0%となりました。
   合格率が最も高かったのは2024年度に引き続いて北海道であり、29.0% → 37.3%と8.3ポイント上昇しています。これは、入学者数が横ばいであった一方、出願者数が11人減少(62人 → 51人)したためだと言えます。合格率の上昇は東北でも見られ、19.0% → 28.6%と9.6ポイント上昇しました。なお、東北における過去5年間の合格率は概ね25%以上で推移しており、2025年度では例年並みに回復したと言えるでしょう。
   一方、合格率が低下した地区は北陸・中部、中四国、九州・沖縄でした。いずれにおいても4.5ポイント以上の低下が見られ、中でも北陸・中部では15人、中四国では14人、2024年度から入学者数が減少しています。そのため、これらの地区における入学者の減少も東京都出身者の割合増加の一因となったと考えられます。【図表】参照

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