九州大学 - 特別選抜の実施状況について
7.特別選抜の実施状況について
総合型選抜においては、合格者数が9人(3.7%)減って232人となり、2021年度以降で3番目に少ない人数となりました。定員充足率を見ると、いずれの学部も80%を超えている中で、経済学部は59.1%と著しく低い結果となりました。それでも2025年度と比較すると13.6ポイント上昇しています。 【図表⑮】参照
合格者の女子割合は55.6%で、2025年度から2.9ポイント減少しました。その中で文学部・教育学部・法学部・医学部-保健学科は、80%を超えています。【図表⑯】参照
また合格者の福岡県内出身者割合は、2026年度は42.7%で、2025年度から20.0ポイントも減少しました。文学部・教育学部・経済学部・医学部-保健学科・芸術工学部は5割以上となり、保健学科(61.1%)は2021年度以降で最も高くなりましたが、2025年度よりも高くなったのは、経済学部・医学部-保健学科の2学部のみで、他の学部はすべて前年よりも減少しました。とくに共創学部・理学部は3割以上、農学部においては5割以上も減少しました。【図表⑰】参照
学校推薦型選抜における合格者数は2025年度から13人(42.0%)増えて44人となり、2022年度以降で最多となりました。これは前述のとおり、2026年度入試から文学部で学校推薦型選抜が導入されたことと、共創学部の募集人員が5名増員されたことによります。また合格者男女比における女子割合は、2026年度は72.7%となり、2025年度と比べて7.9ポイント減少しましたが、共創学部・文学部・芸術工学部-未来構想デザインコースでは、合格者の8割が女子という結果でした。【図表⑱】参照
さらに合格者の福岡県内出身者の割合は36.4%と2025年度と比べて5.5ポイント減少しました。【図表⑲】参照
このように、特別選抜(総合型選抜・学校推薦型選抜)の合格者の女子割合・福岡県内出身者割合はいずれも減少という結果でしたが、それでも一般選抜よりも高い傾向にあるといえます。しかし総合型選抜における工学部の合格者女子割合(28.2%)は全国的に見てもまだ低い状況です。そこで九州大学は「科学技術分野における⼥性の活躍を促進することにより、発想の多様化による新たな発見が期待できる」(九州大学HP 2025.3.31公表)ものとして、2027年度入学者選抜より工学部の特別選抜(総合型選抜・学校推薦型選抜)で女子枠の導入を予定しています。来年度以降、女子割合の増加が期待されます。
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