九州大学


3.男女比

【図表⑤】合格者の女子割合
図表④ 合格者の女子割合 [クリックして拡大]
   一般選抜合格者に占める女子の割合は、2024年度は30.3%となり、2023年度と比べて1.2%増加しました。過去10年間をみると最も高い割合となっており、初めて3割を超えました。増減を繰り返しながら、長期的には女子の割合は増加傾向(2015年度の一般選抜合格者に占める女子の割合は24.8%)にあると言えるでしょう。
   学部・学科ごとに見てみると、2024年度において女子の割合が最も高いのは医学部保健学科の82.4%で、次いで教育学部の63.4%となっています。文系学部に関しては他大学と同様に理系学部よりも女子の割合が高くなっており、中でも文学部や教育学部など人文科学系で顕著です。理系学部では医学部(医学科を除く)・薬学部・農学部が高い傾向にあります。特に医学部保健学科と薬学部(46.5%)は過去10年間で最も高い割合となりました。逆に、理学部や工学部などの理工系学部、法学部や経済学部などの社会科学系学部では女子の割合が低い傾向にあり、特に工学部は10.8%となりました。しかし、工学部の女子割合は2020年度より毎年微増しています。今後もこの傾向が続くのか、注目したいところです。【図表】参照

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