九州大学


3.男女比

【図表⑤】合格者の女子割合
図表④ 合格者の女子割合 [クリックして拡大]
   一般選抜合格者に占める女子の割合は2025年度は29.9%となり、2024年度と比べて0.4%減少しましたが、それでも過去2番目に高い割合となりました。2016年度は27.6%だった女子の割合は、増減を繰り返しながら、長期的には増加傾向にあるといえるでしょう。
   学部・学科ごとに見てみると、2025年度において女子の割合が最も高いのは医学部・保健学科の73.7%で、次いで医学部・生命科学科の69.2%となっています。特に生命科学科は、2024年度から15.9%も上昇しています。ただし保健学科の専攻ごとに見ると、2024年度を上回ったのは検査技術科学専攻のみで、看護学専攻、放射線技術科学専攻ともに前年を下回っています。特に放射線技術科学専攻の女子の割合は33.4%も下落しました(65.5%→32.1%)。
   文系学部に関しては他大学と同様に理系学部よりも女子の割合が高くなっており、中でも文学部や教育学部など人文科学系で顕著です。また理系学部では医学部(医学科を除く)・薬学部・農学部が高い傾向にあります。特に医学部・生命科学科は過去10年間で最も高い割合となりました。逆に、理学部や工学部などの理工系学部、法学部や経済学部などの社会科学系学部では女子の割合が低い傾向にあり、特に工学部の女子の割合(13.4%)は全学部・学科の中で一番低い数値でした。それでも過去10年間では一番高い割合となっており、最も低かった2020年度と比較すると5.4%も上昇しています。【図表】参照

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