九州大学 - 合格者平均得点率


5.合格者平均得点率

【図表⑧】 前期合格者平均得点率①
図表⑧ 前期合格者平均得点率① [クリックして拡大]
【図表⑨】 前期合格者平均得点率②
図表⑨ 前期合格者平均得点率② [クリックして拡大]
   2026年度の前期日程の合格者平均得点率(共通テスト+2次試験)を見てみましょう。文系学部においては、2025年度は経済工学科以外の全ての学部-学科で2024年度を下回りましたが、2026年度は逆に経済工学科以外のすべての文系学部で合格者平均得点率が上昇しました。代々木ゼミナール教材研究センターの分析によると、英語の読解問題は2025年度から語彙数が120語以上減少し、1,450語弱と少なめだったにもかかわらず、全体的にはやや難化しました。一方で国語は現代文において新たに抜き出しや空欄補充問題が出題されましたが、本文の量が1ページ分ほど削減されたこともあり、国語が課される文系学部で合格者平均得点率が若干上昇したと考えられます。また共通テスト平均点の低下も理系学部よりは小さく、さほど影響を受けなかったと思われます。
   一方で理系学部に関しては、全ての学部-学科で2025年度よりも得点率が下がりました。最も低下したのは芸術工学部-メディアデザインコースで、13.0ポイントの低下でした(78.5%→65.5%)。2次試験の理系数学では、文系学部との共通問題が2題から1題へと減少しました。加えて計算量が多い問題が出題され、数Ⅲからの出題も2025年度より増えたため難化しました。また2025年度に易化した物理も、問題のページ数が15ぺージから19ページに増えて設問が増加しただけでなく、グラフの作図や2年間出題されていなかった描図問題が出題されたため、分量としてはかなりのボリュームになりました。また見慣れない構成の設問や幾何学的処理が必要な設問もあり、物理を得意とする受験生にとってもかなり難易度が高くなりました。さらに、文系学部と異なり共通テスト難化の影響も大きく、理系学部全体の合格者平均得点率が低下したものと考えられます。【図表】参照

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