九州大学


5.合格者平均得点率

【図表⑦】 前期合格者平均得点率 その1
図表⑦ 前期合格者平均得点率 その1 [クリックして拡大]
【図表⑧】 前期合格者平均得点率 その2
図表⑧ 前期合格者平均得点率 その2 [クリックして拡大]
   2024年度の前期日程において、全ての学部で2023年と比較して総合点での平均得点率が上がりました。文系学部に関しては、全ての学部で70%を超えました。平均得点率が最も上がったのは文系学部では経済学部経済・経営学科(64.5%→72.7%)、理系学部では医学部生命科学科(61.2%→69.4%)で、どちらも8.2%の上昇でした。
   2024年度の共通テストは2023年度に比べて文系科目でおよそ5点、理系科目でおよそ10点と全体的に平均点の上昇が見られました。九州大学は2次配点が高く、共通テストの平均点の動きのみで難易度を測ることはできませんので、続いて2次試験の難易度に注目してみましょう。
   代々木ゼミナールの教材研究センターの分析によると例年並みか易化と判断される科目が目立ちました。英語は分量が増加したものの、例年並みの難易度でした。文系数学と理系数学には共通の問題が2題出題され、計算量が少なかったことから易化となりました。これらの科目はすべての募集単位の受験生に課されますので、合格者平均点上昇の要因の一つと言えそうです。【図表】参照

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