早稲田大学


1.志願者数の推移について

【図表①】志願者数推移(1993~2022年)
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【図表②】総志願者数・実志願者数の推移
(2018~2022年)

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【図表③】学部別志願者数推移(2007~2022年)
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【図表④】英語4技能テスト利用入試の志願者数推移(2017年~2022年)
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   早稲田大は、学部の改組やセンター試験利用入試、英語外部検定試験利用入試などの志願者増加につながる新たな方式を導入することで、長年に渡り10万人の大台を割ることなく、常に全国最大規模の志願者数を集めてきました。しかしながら、2021年度入試では政治経済学部を始め、一部の学部で大胆な入試改革を行った影響や首都圏での新型コロナウイルス感染症の蔓延のため、志願者数が1972年以来、約50年ぶりに10万人の大台割れとなりました。
   そのような状況の中で2022年度入試では、2021年度入試の志願者数の大幅減(12.4%減)と合格者数の増加から実質倍率が大きく低下し、それに伴い入試の難易度も低下したことから、私大の最難関である早稲田大を目指す強気な出願傾向になりました。しかしながら、志願者数は増加に転じたものの、その増加幅(2.4%増)は小さく、昨年の減少分を取り戻すには至っていません。【図表】参照
   実志願者数は2.8%増となっており、総志願者数(2.4%増)よりは若干ですが、増加幅が大きくなっています。しかしながら、併願率(総志願者数÷実志願者数)は2.156から2.148に低下しており、その結果3年連続の低下となりました。2021年度入試でおこなった一部の学部の大規模な入試改革の影響はまだ残っており、政治経済学部と法・商・社会科学部との併願者、国際教養学部と商・社会科学部との併願者などが大きく減っていることが併願率の低下につながっています。【図表】参照
   方式別では、一般入試(共通テスト併用方式を含む)の志願者数は前年比4.0%増、共通テスト利用入試(共通テストのみ方式)は前年比14.8%減となりました。一般入試は前述の通り、入試難易度の低下から強気な出願傾向となり増加しましたが、出願締切日を共通テスト実施後にしている共通テスト利用入試は、共通テストが数学を中心に大幅に難化した影響で志願者数が減少しました。
   学部別に2007年度入試からの長期的な志願者数の動向をみると、政治経済・法・商・社会科・先進理工・スポーツ科・国際教養学部は減少傾向になっています。一方で、文化構想・文・教育・基幹理工・創造理工・人間科学部は横ばいとなっており、学部別で明暗が分かれています。
   2022年度入試の学部別の志願者数は、多くの学部が2021年の大幅減少からの反動で増加に転じていますが、政治経済・国際教養・人間科学部は2022年度入試でも減少しています。政治経済・国際教養学部は2021年度入試の変更で一般入試でも共通テストが必須となった学部で、学内や他大学との併願先として選ばれにくいためと思われます。特に、政治経済学部は5年連続での減少となっています。ただし、学科別にみると2021年度入試で極めて低倍率になった政治学科と国際政治経済学科の一般入試はわずかながら増加しています。また、人間科学部人間情報科学科が人間科学部の中では唯一、一般入試で大幅に志願者数を増やしているのが目立っています。全国的に系統別で増加している法学部は、早稲田大の2021年度入試で唯一増加した学部だった反動で減少に転じています。【図表】参照
   入試方式別では、英語外部試験を利用する入試が2021年度入試に引き続き、2022年度入試でも大幅に志願者数を増やしているのが目立ちます。2021年度から導入した商学部の「英語4技能テスト利用型」は、2021年度入試の250名から2022年度入試では899名まで大幅に志願者数を増やしました。また、2017年度入試から導入された文化構想・文学部の「英語4技能テスト利用方式」は年々志願者数を増やし続けており、2022年度入試でも両学部ともに過去最高の志願者数を更新し続けています。文化構想・文学部の志願者動向から、商学部の「英語4技能テスト利用型」についても、来年度以降もさらに志願者数を増やしていくことが予想されます。【図表】参照

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