早稲田大学 - 志願者数の推移
1.志願者数の推移
2026年度入試における入試別の志願者数は、一般入試(共通テスト併用方式を含む、個別学力試験が実施される入試)が2025年度入試から348名増(+0.4%)の85,246名となり、2年連続で増加した一方、共通テスト利用入試(共通テストの成績のみで合否が決定する入試)は2025年度入試から1,848名減(-16.7%)の9,192名と、4年ぶりの減少となりました。共通テスト利用入試における志願者数減少の背景としては、2026年度入試では新課程2年目を迎えた共通テストが標準的難度に近付いたことで、2025年度入試と比べて得点が伸びずに出願を見送った受験者が一定数いたこと等が考えられます。 【図表②】参照
実志願者数は2025年度入試から1,063名減(-2.4%)の42,461名であり、その減少幅は総志願者数(-1.6%)と比べて大きくなっています。これに伴い、学内併願率(総志願者数÷実志願者数)は2025年度入試に引き続き2.204から2.224へと上昇しています。併願が顕著に増加した学部の組み合わせは、文化構想・文学部間での併願、文化構想・文学部と教育・商(地歴・公民型)学部との併願、文学部と人間科学部との併願が挙げられます。文化構想・文学部間での併願に着目すると、特に一般入試と英語4技能テスト利用入試において、2年連続で併願者数を伸ばしています。反面、他学部との併願が顕著に減少したのは、政治経済・商(数学型)・社会学部でした。商学部の数学型では、併願先として有力な政治経済学部等で志願者数の減少が見られるほか、文化構想・文学部との併願も減少しており、他学部との併願縮小を背景とした受験者の専願化傾向がうかがえます。【図表③】参照
一般入試について学部別に見ると、13学部のうち6学部が増加、7学部が減少となっています。特に文学部は3年連続の増加であり、教育学部を抜いて志願者数が最多となりました。共通テストとの併用方式では、教育学部C方式は「情報I」を必須科目として加え、国際教養学部は2025年度入試まで必須としていた「国語」を「数学」との選択に変更した上で「公民」も選択可としましたが、両学部とも志願者数には大きく影響しませんでした。その一方で、共通テスト併用方式において志願者数が減少した政治経済・スポーツ科学部は、いずれも2025年度入試からの反動減であると考えられます。実際、政治経済学部は2022年度入試以降に志願者減少が続く中2025年度入試で大幅に増加しており、スポーツ科学部は2025年度入試の志願者数が過去5年間において最多でした。共通テスト利用入試の志願者数は、導入する5学部のうち社会科・人間科学部で増加、政治経済・法・スポーツ科学部で減少しました。2025年度入試で増加率が最大であった政治経済学部は2026年度入試で33.3%の大幅減となった一方、2025年度入試で微増の人間科学部は18.9%の大幅増となる等、2025年度入試からの反動に近い変化が見られます。【図表④】参照
また、英語4技能テスト利用入試における志願者数は、文化構想・文学部ともに2025年度入試に引き続いて500名を超える大幅な増加となりました。この要因としては、両学部一般入試との併願者に加え、教育・商(地歴・公民型)・人間科学部との併願者が特に増加したことが挙げられます。【図表⑤】参照
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