早稲田大学


2.合格者数・入学者数の推移

【図表⑥】合格者数・実質倍率の推移
(2016~2025年)

合格者数・実質倍率の推移(2016~2025年) width= [クリックして拡大]
【図表⑦】学部別合格者数の推移
(2016~2025年)

学部別合格者数の推移(2016~2025年) [クリックして拡大]
【図表⑧】正規合格者数・補欠合格者数の推移
(2021~2025年)

正規合格者数・補欠合格者数の推移(2021~2025年) [クリックして拡大]
   2025年度入試の合格者数は、一般選抜の合計数が前年比306名減(2.0%減)の15,336名で、5年ぶりの減少となりました。一般入試の補欠合格者数も減っており、正規合格者の入学手続状況が好調だったことが減少の要因と考えられます。入試別では、一般入試の合格者数は前年比333名減(2.5%減)の13,027名、共通テスト利用入試の合格者数は前年比27名増(1.2%増)の2,309名となりました。このように、2025年度入試の志願者数と合格者数の動向は志願者増・合格者減となりましたので、その結果、一般選抜の実質倍率は5.2倍から5.7倍に上がり、7年ぶりの実質倍率上昇となりました。入試別の実質倍率をみても、一般入試が5.6倍から5.9倍、共通テスト利用入試が3.4倍から4.8倍になり、両入試ともに実質倍率が上昇しています。【図表】参照
   2025年度入試の学部別の合格者数は、13学部中で3学部が増加、10学部が減少となっています。ほとんどの学部の増減幅は100名以内で小幅な動きとなっています。そんな中、政治経済学部が168名減、社会科学部が285名増となっていて、増減幅が比較的大きくなっています。政治経済学部は2024年度入試においてここ10年で最も多い合格者数を出し、入学定員充足率も108.0まで上昇していたため、合格者数を減らしたと考えられます。一方で、社会科学部は一般選抜の募集人員を500名から400名に減らしたにもかかわらず、一般入試の合格者数が222名増、共通テスト利用入試の合格者数が63名増で、両入試ともに合格者数を増やしています。一般入試の補欠合格者数も141名と2000年代で3番目に多い数を出していることから、入学手続状況が芳しくなかったことが要因と考えられます。また、学科・専修・方式別に一般選抜の実質倍率をみると、近年増えていた実質倍率2倍台の学科・専修・方式は減少し、教育学部C方式の一部の学科・専修と人間科学部健康福祉科学科の数英型のみとなっています。【図表】参照
   合格者数の正規・補欠別の詳細ですが、正規合格者数は前年比21名減(0.1%減)の14,824名となり、小幅な減少となっています。補欠合格候補者数は昨年比60名減(1.8%減)の3,271名、補欠合格者数は昨年比275名減(35.8%減)の512名となり、ともにここ5年では最も少ない数となっています。また、学部別の補欠合格者数は、社会科学部が141名、文学部が117名、人間科学部が100名となり、比較的多くなっています。一方で、政治経済学部・教育学部・商学部・基幹理工学部は補欠合格者を出していません。【図表】参照

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