各学部の一般入試の合格最低点の推移については、入試が個別試験と共通テストとの併用方式の入試か個別試験のみの入試かを分けてみる必要があります。併用方式の政治経済・国際教養・社会科・スポーツ科学部の合格最低点は70%を超える高い得点率となっています。また、同じく2025年度入試から併用方式になった人間科学部も大幅に上昇し、70%に接近してきています。一方で、その他の文系学部の合格最低点はおおむね60~65%内にあり、他の多くの私立大と同じ水準の数値となります。理工系3学部の合格最低点は2022年度入試において40%台にまで下がりましたが、2025年度入試では50~55%程度まで上昇しています。また、2024年度入試と2025年度入試の合格最低点を比較すると、各学部ともおおむね点数が上昇しています。当然のことながら、合格最低点は問題の難易度に左右され、上下動するものですから、過去の数値については参考程度にみてください。
【図表⑨】参照