各学部の合格最低点の推移をみると、政治経済・国際教養の2学部の合格最低点が70%を超える高い得点率となっていることが目立ちます。その他の文系学部は大体55~65%の水準になっていて、他の多くの私立大と同じ水準になります。また、多くの学部の合格最低点がある程度安定している中で、社会科学部だけが大きく上下動していることが目立ちます。理工系3学部の合格最低点は2022年度入試で10%近く下がりましたが、2023年度入試では例年通りにまでは戻っていないものの、合格最低点が大幅に上昇しています。当然のことながら、合格最低点は問題の難易度に左右され、上下動するものですから、過去の数値については参考程度にみてください。
【図表⑨】参照。