2025年度入試の志願者における首都圏出身者(1都3県出身者)の割合は76.4%、合格者における首都圏出身者の割合は77.0%にまで上昇しています。首都圏出身者の中身を見てみると、キャンパスがある東京都と埼玉県の出身者の割合は志願者が2024年度入試に、合格者が2025年度入試に50%の大台に乗せています。志願者における割合は2025年度入試でもさらに上昇しています。一方で、千葉県・神奈川県の出身者の割合は志願者・合格者ともに2021年度入試をピークに低下傾向にあります。2021年度入試から常に志願者の4分の3以上が首都圏出身者であることから、早稲田大入試が首都圏出身者に偏る傾向は強まっています。さらにいうと、キャンパスの所在地である東京都・埼玉県の出身者の比率が5割を超えていることから志願者のローカル化が定着化してきているといえます。
【図表⑭⑮】参照