東京科学大学 - 志願者数・志願倍率
1.志願者数・志願倍率
【理工学系】
2026年度前期日程の理工学系の志願者数は全学院の合計で-452人(-12.4%)の3,195人と3年連続の減少となり、この10年間で最少の人数となりました。志願者数が大幅に減少した結果、志願倍率は前年度の4.5倍から3.9倍に下がりました。志願倍率が3倍台を記録するのは、2021年度以来5年ぶりです。共通テストの難化により、受験生の出願傾向が慎重になったことが背景にあると考えられます。学院ごとにみても、全学院で志願者が減少しています。特に減少が目立つのは理学院と工学院です。理学院は-128人(-17.3%)、工学院は-141人(-11.2%)となり、いずれも前年度比で10%以上の大幅な減少となりました。志願倍率も、理学院では、学院単位での募集となった2019年度以降で最高倍率だった2025年度の5.8倍から4.8倍へと急落、工学院では2025年度の4.8倍から4.3倍に低下しています。総合型選抜・女子枠の拡大で唯一募集人員を減らした物質理工学院も、募集人員の減少率よりも志願者の減少率が大きかったため、2025年度よりも志願倍率は低下し、2倍台に落ち込みました。この他、情報理工学院、生命理工学院、環境・社会理工学院はいずれも志願倍率を下げており、生命理工学院は2019年度以降、8年連続で志願倍率が2倍台と低倍率の状況が続いています。 【図表①②】参照
【医歯学系】
2026年度前期日程の医歯学系(旧東京医科歯科大)の志願者数は合計で-117人(-17.3%)の559人と4年ぶりに減少しました。後期日程も-18人(-5.3%)の316人と3年連続で減少しています。合計でも昨年比-135人(-13.4%)の875人と急減し、理工学系と同様、この10年間では最少の数字を記録しています。こちらも共通テストが難化したことに伴い、受験生の出願傾向が慎重になった影響が大きいと考えられます。前期日程の状況を見ると、医学科は-51人(-16.9%)と急減しました。国公立大医学系全体の指数94.8と比較すると、東京科学大学医学部医学科がより大きな減少幅を示していることが見て取れます。看護学専攻も-26人(-32.1%)の55人、歯学科も-35人(-21.2%)の130人と大きく減少し、2024年度並みの水準に落ち込みました。看護学専攻の志願倍率は1.6倍となり、この10年間で最低の倍率を記録しています。検査技術学専攻は-10人(-17.2%)の48人、口腔保健工学専攻も-4人(-17.4%)の19人と減少しました。一方、口腔保健衛生学専攻は+9人(+19.1%)の56人となり、医歯学系の前期日程の中で唯一志願者が増加しています。
後期日程を実施している医学科、保健衛生学科検査技術学専攻、歯学科のうち、医学科・検査技術学専攻は志願者数が減少、歯学科は増加となりました。医学科は-22人(-13.6%)の140人で、3年連続の減少となっています。検査技術学専攻は-31人(-41.9%)の43人となり、2023年度に後期日程が復活して以来、最小の志願者数となりました。一方で、歯学科は+35人(+35.7%)の133人と大幅な増加となりました。これは過去10年で最高の志願倍率であった2024年度から大幅減となった2025年度からの反動によるところが大きいと見られます。 【図表③④⑤】参照
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