• 入職年:2012年
  • 所属:総合営業推進部 高校支援事業室
  • 役職:部長

H.Y

入職後の異動歴
  • 京都校 事務局学務部(入職時)
  • 名古屋校 事務局営業室(2015年)
  • 本部校 営業推進室(学校法人営業担当)(2018年)
  • 代ゼミタワー校 営業推進室(2021年)
  • 総合営業推進部 高校支援事業室(2024年)
  • 現在

Q1.代ゼミに入職しようと思った理由・きっかけを教えてください。

一番の理由は、現役・浪人と地元の代ゼミ京都校でお世話になったことです。また浪人時、大学受験に向けて母校に調査書を取りに行った際、高校の恩師に「君は教育業界が向いているんじゃないか」とアドバイスを受け、大学時代に教員免許を取得したことも理由の一つです。大学4年生になり、教員になるか一般企業に行くか迷っていたとき、たまたま就活サイトで代ゼミの募集を見つけました。受験期に代ゼミでお世話になった記憶を思い出し、そして予備校であれば教育業界でありつつ一般企業のような経験もできるのではと思い応募しました。面接を受けていくなかで福利厚生の手厚さを感じ、ここでならQOLを保ったままやりたいことができるのではと思ったのが決め手となりました。

Q2.現在の仕事内容を教えてください。

京都校、名古屋校、本部校と異動していますが、一貫して高校への営業を行っています。「予備校の営業って何をするの?」とよく聞かれる件ですが、その答えは主に「生徒募集」と「模試・教材・サービスの販売」だと私は考えています。高校が相手ということで、新規の飛び込み営業などはあまりなく、顔見知りの高校の先生を相手にすることも多いです。年間を通じて、お預かりしている浪人生の成績報告や、模試・教材・サービスの販売などを通じて、高校の先生と関係を構築し、2・3月の募集期に生徒を紹介していただく、というのが主な流れとなります。営業活動で自分の提案が採用されたときや、代ゼミに生徒を預けて良かったと感謝していただいたとき、大きなやりがいを感じます。

Q3.仕事をするうえで大切にしていることは何ですか?

相手の立場に立って考えるように心がけています。これは高校の先生が相手でも、部下が相手でも、他部署の職員が相手でも大切だと思っています。たとえば高校の先生にアポイントを取るときも「校務で忙しいなかわざわざ時間を割いてもらっている」ことを念頭に行動しています。部下が相手であれば「相談したいのにいつ戻ってくるんだろう」と思われないよう外出時に帰校予定時間をしっかり伝えたり、他部署の方に業務をお願いする場合であれば「なんでうちの部署でこれをする必要があるんだろう」とならないように、事前に丁寧に説明するようにしています。上司に対しても、見ている視座が違うことを慮り、自分が上司の立場だったらどうするかをよく考えるようにしています。

Q4.高校営業においてどのような人が活躍していますか。

営業というと、「トークが上手い人」だけが活躍できる仕事だと思われがちですが、私は違うのではないかと思っています。口数が少ない人でも、それを「真面目さ」「誠実さ」と相手に捉えてもらえれば、それは武器となります。営業のスタイルは十人十色で正解はないと思っていますので、「トーク力」ももちろん武器の一つです。営業において活躍できる人は、そういった自分の武器を認識し、上手くセルフプロデュースできる人ではないでしょうか。もう一つ付け加えると、営業活動は自分一人ではできない、ということが分かっている人が結果的に活躍していると考えます。営業は内勤や他部署の助けがあってこそ、営業部署だけでは売るモノがない。これを忘れている人は、いくら一時的に売り上げをあげようとも、いずれは行き詰まります。

Q5.今後代ゼミでやりたいこと・実現したいことは何ですか?

少子化や、総合型選抜・学校推薦型選抜といった、いわゆる年内入試の増加で浪人生の数は年々減っています。しかし減っているなかでも捲土重来を期して、もう一年勉強しようという生徒が一人もいなくなるとは思えません。かつて私自身も京都校で合格を目指していました。そのなかで受験対策とともに哲学的な話や人生について語る代ゼミの講師に出会い、大きく心を動かされたことを覚えています。人生のなかで一年勉強だけにじっくり向き合う、そういった場は他にはないものだと考えます。営業活動によって生徒募集や売り上げを伸ばすことで、予備校という「若者たちの広場」「教育の庭」をずっと残していきたいと思っています。

代ゼミを一言で表すと?

近い予備校
元々は実家から京都校が近かったのでこの印象を持ちました。ですが実際に通ってみると、気軽に対応してくださる職員や講師の熱い講義を通じて親近感を覚えました。今職員の側に立ったとき、変わらず生徒と職員・講師の近さを感じています。これからも親身の指導を実践する近い予備校であってほしいと思っています。

このインタビューは2025年11月に行ったものです。