• 入職年:2013年〈新卒〉
  • 所属:教育総合研究所 教育事業企画開発室
  • 役職:リーダー

K.G

入職後の異動歴
  • 札幌校営業室(入職時)
  • RST運営推進室(2019年)
  • 教育事業企画開発室(2022年)
  • 現在

Q1.代ゼミに入職しようと思った理由・きっかけを教えてください

人生の分岐点を知識やメンタル面でサポートできる職業に興味があり、就職支援と進学支援の両面から就職先を考えていました。代ゼミは上述の条件に合致するうえに、学園としての業務が多岐にわたっていることから、多様な経験を通して自分自身が成長できる環境に魅力を感じ、入職を決めました。入職から6年間、校舎勤務を経験し、受付や担任業務を通じて多くの生徒と保護者の大学受験をサポートすることができました。これは何物にも代えがたい貴重な経験となり、顧客となりうる層を具体的にイメージして新たな企画や講座を開発する現在の業務でも大きな助けとなっています。グループ内では「学び」を軸に業務が広がっているので、思わぬところで過去の経験が役立つことがあり、入職時に意識していた❝多様な経験を通した成長❞は叶っていることを感じています。

Q2.現在の仕事内容を教えてください

本部校に赴任した当初は「読解力」に特化して企画開発を行っていましたが、現在は「生涯学習」や「リカレント教育」を扱う部署に合流し、より広範囲な「学び・学び直し」を取り扱っています。これまでの経験もあり、読解力に関してはこれまでと同様、積極的に高校支援や教材作成などの舵取りを行っていますが、それに加えて金融教育やキャリア教育など❝新しい学び❞の企画開発にも携わっています。いわゆる「予備校」的な1年ごとの定型業務はほぼなく、常に最新の教育トレンドを追い続けることが求められます。ユーザーが「何を学びたい」のか、また保護者や高校目線では「何を学ばせたい」のか。フィットする企画や教材のアイデアを考え、それを形にするのが私のミッションです。

Q3.仕事をするうえで大切にしていることは何ですか?

「言語化」と「コミュニケーション」は仕事をするうえで重視しています。
自分たちの企画の狙いやそこにフォーカスした理由をはっきりと語れるようになって初めてチームが同じ言語を使って会話ができるようになります。なにが譲れなくて、どこなら調整できるのかを、言語化してチーム内の共通見解とすることを大切にしています。ここがはっきりしないと外部との折衝もうまくいきません。目線合わせが済んでようやく、やるべきこととその業務の配分、期間の設定を適切に行えるようになり全体の見通しが立つのです。キックオフの時点で企画の意図に疑問や不安があるメンバーがいると、経験上、進行のどこかで滞りが出てきます。その感覚を見逃さないためにもチームでの会話を重視し、違和感に敏感でいたいと思っています。

Q4.仕事と育児どのように両立していますか?

2022年から2023年にかけて産休・育休を取得しました。復帰してから半年ほどは時短勤務とし、仕事と育児を両立できるのかを確認しながら体を慣らしていきました。生活リズムが整ってきたタイミングでフルタイム勤務に戻し、現在は出産前と変わらない業務をこなしています。急な発熱や感染症で突発的に休まなければならない機会は圧倒的に増えましたが、部内の温かいサポートのおかげで無理なく働けています。私自身も業務の属人化を防ぎ、支援を仰ぎやすい体制を整えることは心掛けています。

Q5.今後代ゼミでやりたいこと・実現したいことは何ですか?

先人たちが築いてきた「代ゼミ」ブランドを、未来へ推し進めていくことが私の今の目標です。少子化や入試の変化から、代ゼミに限らず「大学受験予備校」は高卒生以外にもターゲットを広げていく転換期に来ています。代ゼミは早くから「大学入試」に留まらず、広い意味での❝学び❞をキーワードに業務の裾野を広げてきました。そして私もその「新しい学び」を創造する一員として、ブランドに新たな価値を寄与できるよう日々試行錯誤しています。「代ゼミってこんなこともやっているんだね」と言っていただけるよう、トレンドをおさえた新たなコンテンツを生み出したいです。

代ゼミを一言で表すと?

❝育む❞
代ゼミは「大学受験予備校」として、受験を通して❝世界の未来を担う人材を育てる❞ことに携わっています。
このマインドは代ゼミで働く私たちにも息づいています。
人を教え育てるのはもちろん、時には責任のある仕事を与え成長を促すといった
「本質的な人材育成」が恒常的に行われていることを感じます。

このインタビューは2023年12月に行ったものです。