• 入職年:2017年〈新卒〉
  • 所属:福岡校 教務室本科生コース
  • 役職:

Y.Y

入職後の異動歴
  • 福岡校 教務室本科生コース(入職時)
  • 福岡校 教務室高校生コース兼任(2018年)
  • 福岡校 教務室本科生コース(2019年)
  • 現在

Q1.代ゼミに入職しようと思った理由・きっかけを教えてください。

代ゼミに決めたのは、実際に通学している生徒との距離感や選考時の雰囲気が自分に合っていると感じられたことが一番の決め手でした。
当初は全く別の業界を志望していましたが、あまりピンとこなかったというのが正直なところです。大学時代に長いこと個別指導塾で講師のアルバイトを続けていて、実際に働くイメージがしやすかったため、教育業界を志望するに至りました。私自身、勉強が苦手だったので、そんな感覚を忘れずに勉強が苦手な生徒と同じ目線に立ってサポートしていくことがむしろ自分らしく働くことに繋がるのではないかと考えました。

Q2.現在の仕事内容を教えてください。

浪人生のクラスを受け持って7年目になりますが、毎年10人から20人程度の生徒を受け持ちます。日々の学習相談や定期面談、毎週行うホームルームの準備・実施が主な業務です。もちろんこれらは生徒から見える部分に過ぎず、その他にも、より多くの生徒が志望校を突破するためには何ができるのかを考え、毎年変化する生徒や入試に対応できる企画を立案・実施しています。
私にとって生徒と話をするのはエネルギーをもらえますし、本当に毎年色んな刺激を受けます。生徒が代ゼミに入ったことで変わっていく姿を見ると、やっぱりうれしいものです。また、企画を考えるのは答えのないことなので中々大変ですが、それでも自分がやってみたいと考えたことを形にし、それが生徒にとってプラスに作用したと実感できた時は心から喜びを感じます。

Q3.仕事をするうえで大切にしていることは何ですか?

物事を決めつけないこと、余裕を持つように心がけることの二つです。
経験を積めば積むだけ自信は付きますが、それに付随して無意識にその経験に縛られてしまいがちです。ただ教育に携わるというのは人と関わる仕事のため、「以前こうだったから」とか「こういう生徒はこんな特徴がありがち」といった経験則に基づいた判断は危険です。経験から自信を持つのは悪いことではありませんが、今目前にある課題や人に対して、ありのままを先入観なくしっかりと見据えることが求められる仕事だと思っています。
また自分が忙しい時、手一杯な時は余裕がなくなり、視野が狭まりがちです。そんな時は意識して周囲の頼れる人に相談したり、自分の頭の中を整理して優先順位をつけたりすることで、少しでも余裕が持てるように心がけています。

Q4.周りの職員とはどのように連携をとっていますか?

どんな業務を行うにしても、自分一人だけで完結する業務はほとんどありません。
何か文書を作成すれば、別の職員に校正をお願いする必要がありますし、生徒から相談を受けた際も、自分の知識だけでは解決できない教科の専門知識を要するような質問であれば、教材研究に携わる職員や、講師に意見をもらう必要があります。困った時にいつでもすぐ人を頼れるように、普段から何気ないコミュニケーションや、自分の人柄を分かってもらえるように距離感を縮めておくことも業務上重要なことだと思います。「いつでも機嫌が良くて、ふとした時にお菓子をくれる人」でいることこそ、その近道だと思っています(笑)

Q5.今後代ゼミでやりたいこと・実現したいことは何ですか?

これまで「とりわけ勉強を苦手にしている生徒」を対応してきたこともあって、『浪人するまで学習習慣がなかった生徒』や『学校の授業についていけなかった生徒』をいかにして志望校に合格させるかを突き詰めて考え、形にしていきたいと思っています。
幸い代ゼミはチャレンジを推奨してくれる環境なので、自分の取り組み方次第で充分企画として昇華していくことができそうだと感じています。これまで生徒と接する中で、「こうだったら良いのに」と感じてきたことを形にし、最終的に生徒の合格まで結び付けられることができたら、それは私にとって至上の喜びです。

代ゼミを一言で表すと?

成長のすぐ隣で
「先生があの時ああ言ってくれたから」と志望校に合格した後、生徒に言われることがあります。非常に嬉しい言葉ですが、これは裏返しで、私の言葉がマイナスの結果に繋がってしまうこともあり得るということを意味しています。その場合、当然私の耳には届きません。
生徒に接するうえで、自分が言ったこと、したことの重みを常に認識しつつ、できる限りその全てが良い結果に繋がるように自省を重ねていく必要があると感じます。

このインタビューは2024年10月に行ったものです。