• 入職年:2018年〈新卒〉
  • 所属:教務管理部 教務企画開発室
  • 役職:-

N.O

入職後の異動歴
  • 代ゼミタワー校教務室本科生コース(入職時)
  • 教務企画部教務企画開発室(2020年)
  • 現在

Q1.代ゼミに入職しようと思った理由・きっかけを教えてください

就活の方針が決まらず悩んでいた時に、代ゼミで一緒に浪人した友人が「色んな価値観を受け入れられる性格だから、代ゼミの担任みたいな仕事が向いてるんじゃない?」と言ってくれたことがきっかけでした。漠然と、誰かの心の支えになる仕事がしたいとは思っていたのですが、人の成長を支え、夢を応援する教育業界ならその想いを叶えられると感じました。私自身、10代の頃は度々進路に悩んだり、両親と衝突したりしたので、その経験が受験生の役に立つかも…という期待もありました。他社からも内定をいただきましたが、ワークライフバランスが取れそうだったことと、自分が実感した代ゼミの授業や環境の良さをもっと多くの方に知ってもらい、発展に貢献したいと思ったことから、最終的に代ゼミに決めました。

Q2.現在の仕事内容を教えてください

全国の代ゼミ校舎で生徒募集や日々の授業運営が円滑に行われるためには、ルールや方針が必要であり、その取り決めを行うのが教務管理部の仕事です。そのなかでも、私は全国実施イベントの企画・総括や、高卒生の入学テスト・テスト演習の企画・成績データの作成と分析、生徒指導のスケジュールやマニュアルの作成、学習アプリの活用推進などを担当しています。生徒と直接関わることはほとんどありませんが、各校舎の状況を把握し、どうすればもっと生徒募集や合格に貢献できるのか、生徒対応にあたる職員は何を必要としているのか、根本的な課題と解決策を考えています。改善したいと思ったことを提案し、実現できた時は達成感がありますね。

Q3.仕事をするうえで大切にしていることは何ですか?

「聴く」姿勢です。
前部署でクラス担任をしていた時は、アドバイスが意見の押し付けにならないよう意識していました。生徒は学力・性格・家庭環境・将来やりたいことなど本当に様々なので、生徒自身がどうしたいのか、まずは耳を傾けることが大切だと思っています。
現部署に異動してからは、現場の声を聴くことの重要性を強く感じています。校舎業務を離れて方針や制度面を検討していると、現場目線が失われがちです。たとえば、経費削減を重視して提案した方法が、校舎の職員にとっては業務負担が大幅に増えるなど、一方向からの検討では課題が出てきます。広く意見を聴きつつ、今できる最良の選択は何か、上司と相談しながら考えています。

Q4.生徒と関わる部署、関わらない部署を経験しての気づきはありますか?

現部署の業務はどれも、前部署での経験がなければ難しかったと思います。
クラス担任をしていて悩んだことが、生徒指導マニュアル等の資料作成に活かされていると思いますし、講座や講師の特徴などは商品知識として重要ですが、生徒や講師と日々間近で接して、声を聴いていたからこそ覚えられたのだと思います。また、生徒・保護者からの電話や窓口対応が頻繁にあったので、先輩方の対応を見ながら言葉遣いなどの基本的なマナーを学べました。
校舎業務では、とにかく「目の前の浪人生を合格に導くには」「目の前のお客様に適切なご案内をするには」を考えていましたが、今は現役生・浪人生問わず代ゼミ全体でどうしていくべきか、より幅広い知識と視点が必要になったと感じています。収益を強く意識するようになったところも大きな違いかもしれません。

Q5.今後代ゼミでやりたいこと・実現したいことは何ですか?

入職当時から、「もっと代ゼミを知ってもらい、代ゼミで良かった!と思える生徒を一人でも増やしたい」という大きな目標は変わっていません。代ゼミは65年以上続く歴史ある予備校で、優秀な講師も多数在籍していますが、大学入試や学習方法が多様化した今、10代の学生に存在が十分浸透しているとは言えません。この状況を好転させるためには、斬新な企画も必要ですが、現状を冷静に分析し、課題を1つずつクリアしていくことも大事だと思っています。業務改善できるところはまだまだありそうなので、小さなことでも改善案は積極的に提案していきたいです。また、それぞれの校舎や部署で、生徒を集めるため、生徒満足度を上げるために様々な取り組みが行われているので、より連携を強化できればと思います。

代ゼミを一言で表すと?

個性を活かせる場所
本当に色々な人がいて、個性を受け容れてくれる環境だと感じます。教育業界には堅いイメージを持たれる方が多い気がしますが、良い意味でギャップがあると思います。生徒対応以外にも業務は多岐にわたり、個々の裁量に任せてもらえる部分も多いので、個性を活かして働けると思います。

このインタビューは2023年12月に行ったものです。