• 入職年:2019年
  • 所属:教育情報センター 教育情報室
  • 役職:室長

A.K

入職後の異動歴
  • 札幌校 進学相談室(入職時)
  • 教育情報センター 教育情報室(2023年)
  • 現在

Q1.代ゼミに入職しようと思った理由・きっかけを教えてください。

大学での研究や留学、サークル活動などを通じて、「教えることを通して誰かが成長していく手助けをすること」への喜びを強く感じるようになりました。教員免許も取得していましたので、就活を始めた段階では学校教員か学校以外の教育業界で働きたいと考えていました。学校教員を目指さずに、代ゼミに入職しようと思った一番の決め手は、教科指導を行う講師と進路指導を行う職員の役割が分かれていたことです。プロフェッショナルとして生徒一人ひとりの状況にじっくりと向き合い、「志望校を母校にする」という受験生の目的の達成に深く関わり併走できる点を魅力に感じ、代ゼミを選びました。

Q2.現在の仕事内容を教えてください。

入職して最初に配属となった札幌校進学相談室では、生徒の進路指導をするクラス担任をまとめる部署として、入試情報に関する資料の作成や効果的な指導についての勉強会を企画しました。そのほかにも校舎運営に関わる事務手続きなどマルチに仕事をしていました。現在所属している教育情報センターの主な業務は、入試や学校教育に関する情報の収集・分析・発信です。校舎に勤務していたときとは異なり、教育情報に関するスペシャリストとして仕事を行っています。入試シーズンとその結果が出揃う年度の始めは特に、迅速な情報収集・分析・発信が求められます。分析結果は代ゼミホームページや各種SNS、取材・講演会などを通して発信していきます。

Q3.仕事をするうえで大切にしていることは何ですか?

様々な情報を扱う部署ですので、正しく伝えることを意識しています。たとえば大学の入試分析をするとなれば、志願者と受験者の推移、合格者の成績といったデータをもとに来年度の受験生にどのような影響を与えるのかを考え、発信します。その際、伝えた内容が間違っていれば、不利益を被るのは情報を受け取った受験生です。また、代ゼミの信頼にも関わることなので「正しく伝える」ことは非常に重要なことだと思っています。また、生徒との直接的な関わりがない部署だからこそ、自分たちが作成した資料をどんな人が受け取るのか、その人にとって必要な情報は何なのかと自分の仕事の先にある生徒・先生・保護者の顔を常に思い浮かべるようにしています。

Q4.支局(札幌校)での経験が、現在の部署で活きたエピソードを教えてください。

教育情報センターでは教育業界全体を見通す必要があります。そのため目の前の生徒だけではなく、教育に関わるすべての人に対して情報をお届けすることが求められます。デスクワークも多く、誰に向けて仕事をしているのか分からなくなってしまいそうになるところを初心に引き戻してくれるのは札幌校での経験です。予備校事務全般をこなしながら生徒と向き合ってきた日々は、すべての人が後悔のない進路選びをするために自分の仕事があると思い出させてくれます。1年間生徒と併走し、志望校合格という目標を共有する経験ができたことは唯一無二の宝物です。支局と本部のどちらも経験したことで、お互いがどういった動きをしているかよく理解できました。今は支局で働く人たちが安心して生徒と向き合えるよう本部からサポートできればと考えています。

※支局:東京以外の地方校舎(札幌・仙台・新潟・名古屋・大阪・福岡)のこと

Q5.今後代ゼミでやりたいこと・実現したいことは何ですか?

自分を育ててくれた代ゼミを「日本一の予備校にすること」です。何をもって日本一とするかは様々な尺度があるでしょう。少子化が進行するなか、今更何を言っているんだと思う方もいるかもしれません。しかし、「入試情報・教育情報のことなら代ゼミが一番詳しくて信頼できる情報発信をしているよね」と評価いただける仕事をしたいと考えています。入試情報・教育情報の観点から代ゼミを日本一に押し上げたいです。
そのためにやりたいことは両手では収まらないほどたくさんあります!新しいことにチャレンジするワクワクと共に、日本の教育をより良い形に導くお手伝いをしていきます。

代ゼミを一言で表すと?

未来を拓く舞台
代ゼミで未来を拓くのは生徒だけではありません。私たちの情報発信を通じて関わった人たちや、代ゼミで働く職員もそれぞれの人生において未来を拓いていく主役です。人生という舞台を彩る場所としての代ゼミで、ともに新しい未来を創り上げていきましょう。皆さんと一緒に仕事ができる日を心待ちにしています。

このインタビューは2025年11月に行ったものです。