名古屋大学
6.学校推薦型選抜について
学校推薦型選抜は全学部で実施されており共通テストを課す方式がほとんどですが、文学部のみ共通テストを課さない方式で実施されます。2026年度の共通テストを課さない学校推薦型選抜の出願時期間は11月4日から7日までで、11月下旬に選抜試験を行い12月に合格発表が行われます。共通テストを課す学校推薦型選抜では共通テストの得点に加え面接や小論文、提出書類により合格者が決定されます。
2025年度の志願者数は合計で1,092人でした。2024年度の999人から93人の増加となり、志願倍率は3.0倍(2024年度2.7倍)でした。志願倍率が最も高い学部は理学部となっており、募集人員の減少(50人→30人)も影響して5.9倍(2024年度2.9倍)と競争率が非常に高くなっています。志願者数自体も2024年度の147人から31人増加した178人となり、過去3年間で最大の人数でした。学部の人気自体も高くなっていることがうかがえます。
また、工学部の一部学科では女子枠が設けられていることが大きな特徴です。設置の目的は「入学者の多様性を確保し、社会の構成比率から大きく乖離する工学分野での女性比率の是正を目指すため」と公表されています。2023年度入試から新設され、当初は電気電子情報工学科とエネルギー理工学科のみでしたが、2025年度からは化学生命工学科と機械・航空宇宙工学科にも設定されました。2026年度には物理工学科とマテリアル工学科にも女子枠が新設される予定のため、環境土木・建築学科を除く全ての学科で女子枠が設けられます。
2025年度女子枠の志願倍率は、新設の化学生命工学科が4.0倍で最も高い数値となっています。同じく新設された機械・航空宇宙工学科は2.8倍でした。電気電子情報工学科は3.0倍となり、2024年度の1.7倍から大きく上昇しました。エネルギー理工学科は2.0倍で、2024年度と同数となっています。愛知県で同じく女子枠を設けている名古屋工業大の電気・機械工学科は2025年度の女子枠の倍率が2.6倍(2024年度3.4倍)、情報工学科も4.0倍(2024年度6.0倍)とそれぞれ低下しているため、近隣大学の志願状況に少なからず影響を与えていると考えられます。
2025年度の志願者数は合計で1,092人でした。2024年度の999人から93人の増加となり、志願倍率は3.0倍(2024年度2.7倍)でした。志願倍率が最も高い学部は理学部となっており、募集人員の減少(50人→30人)も影響して5.9倍(2024年度2.9倍)と競争率が非常に高くなっています。志願者数自体も2024年度の147人から31人増加した178人となり、過去3年間で最大の人数でした。学部の人気自体も高くなっていることがうかがえます。
また、工学部の一部学科では女子枠が設けられていることが大きな特徴です。設置の目的は「入学者の多様性を確保し、社会の構成比率から大きく乖離する工学分野での女性比率の是正を目指すため」と公表されています。2023年度入試から新設され、当初は電気電子情報工学科とエネルギー理工学科のみでしたが、2025年度からは化学生命工学科と機械・航空宇宙工学科にも設定されました。2026年度には物理工学科とマテリアル工学科にも女子枠が新設される予定のため、環境土木・建築学科を除く全ての学科で女子枠が設けられます。
2025年度女子枠の志願倍率は、新設の化学生命工学科が4.0倍で最も高い数値となっています。同じく新設された機械・航空宇宙工学科は2.8倍でした。電気電子情報工学科は3.0倍となり、2024年度の1.7倍から大きく上昇しました。エネルギー理工学科は2.0倍で、2024年度と同数となっています。愛知県で同じく女子枠を設けている名古屋工業大の電気・機械工学科は2025年度の女子枠の倍率が2.6倍(2024年度3.4倍)、情報工学科も4.0倍(2024年度6.0倍)とそれぞれ低下しているため、近隣大学の志願状況に少なからず影響を与えていると考えられます。