東北大学 - AO入試、地域枠入試の実施状況

6.AO入試、地域枠入試の実施状況

【図表⑫】AO入試Ⅱ期の実施状況(26年度)
図表12 AO入試Ⅱ期の実施状況(26年度) [クリックして拡大]
【図表⑬】AO入試Ⅲ期の実施状況(26年度)
図表13 AO入試Ⅲ期の実施状況(26年度) [クリックして拡大]
【図表⑭】地域枠入試 実施状況の推移
(医学部医学科)

図表14 地域枠入試 実施状況の推移(医学部医学科) [クリックして拡大]
 東北大では総合型選抜である入試をAOⅡ期とⅢ期で実施しています。東北大は特別選抜の募集人員を入学定員の30%にするという目標を掲げてきました。2026年度までもその措置が進んできましたが、2027年度は後述の「ゲートウェイカレッジ入学者選抜」の導入もあって、入学定員2,388人の34.2%にあたる817人が特別選抜の募集となりました。旧帝大の中で2番目に特別選抜の比率が高い名古屋大の18.3%を大きく引き離しており、国立大学全体の中でも特別選抜を積極的に行っている大学の一つです。
 AO入試Ⅱ期の特徴は共通テストの受験を必要とせず年内に合格発表がある点で、経済学部以外の全学部で実施しています。Ⅲ期は出願期間が共通テストの本試験後で、個別試験、合格発表ともに2月上旬に行われ、教育学部と理学部の数学系と物理系以外の全ての募集単位で実施されます。前述の通り、Ⅲ期の合格発表が一般選抜の出願期間後に行われるため、一般選抜前期日程の欠席率が高くなる傾向の要因となっています。
 2026年度のⅡ期の志願者数は合計1,341人で2025年度に比べ22人増加(+1.7%)し、4年連続の増加で2010年度以降の最多となっています。志願倍率も2025年度と同じ4.6倍と2010年度以降で最高が続いています。入学定員充足率は2018年度から6年連続で100%を割っていましたが、2024年度からは3年連続で100%を超えています。2026年度は学部によってばらつきはありますが、全体では1次合格者の約50%が最終合格者となっています。【図表⑫】参照
 Ⅲ期の志願者数は1,209人で、2025年度比で-132人(-10.9%)でした。Ⅲ期もⅡ期と同様に、例年定員充足率が高く、2010年度から2026年度までの17年間のうち、定員充足率が100%を割ったのは3年のみとなっています。2026年度も全ての募集人員で100%を超えており、学部によってばらつきはありますが2026年度の1次合格者→最終合格者の合格率はⅡ期よりも高い60.5%でした。【図表⑬】参照
 医学部医学科では2020年度から地域枠入試を実施しており、宮城県地域枠と岩手県地域枠の2つの募集枠が設定されています。出願期間は共通テスト後で、個別試験・合格発表ともに2月上旬でAOⅢ期と同時期に実施されます。AOⅢ期との併願は、地域枠を第1志望、AOⅢ期(医学部医学科)を第2志望とする場合のみ認められます。
 宮城県枠は宮城県出身者以外も出願可能ですが、募集人員7人のうち3人以下とされており、岩手県枠は岩手県出身者のみが出願可能です。その出願要件の違いもあってか例年は宮城県枠の方が志願者が多く、志願倍率も高い状況です。いずれの募集枠についても、一部の例外を除いて、例年志願者の多寡にかかわらず募集人員通りの人数を合格者としています。【図表⑭】参照

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